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夏休み文楽特別公演 第2部、国立文楽劇場へ。


文楽のゆかりさんのお世話で、夏休み文楽特別公演の第2部へ。

鳥井千栄子さんの解説をたっぷり伺った後で観ると、馴染みのない演目も、ぐっと理解と興味が湧いてきますね~♪
二部は、毎年、名作劇場。
今年は「薫樹累物語 めいぼくかさねものがたり」と、「伊勢音頭恋寝刃 いせおんどこいのねたば」の二本立て*\(^o^)/*
私は、一本目のお話は初めてでしたが、なかなか面白かったです。ちょっと、ヒュードロドロの要素もありながらも、文楽の情をたっぷりと!「累物  かさねもの」と言われる物語の類型のお話や舞台となった下総国岡田村埴生村(現在の茨城県常総市羽生町)の話、去年洪水で全国に名がしられた鬼怒川がまさにこの物語の絹川!である事などなど。江戸時代と現在が繋がってるなぁ~と。
それと、もうひとつの演目は「伊勢音頭恋寝刃」これはもう、有名ですよね。確か、去年か一昨年も歌舞伎で仁左衛門さんが主演の福岡貢を演じはったと思いますが、もともとは歌舞伎だった演目。それが文楽でも上演される様になったもの。これも、舞台が夏の伊勢古市遊郭ゆえ、夏に上演される事が多いです。今回、油屋の段は、津駒太夫さん。大勢の登場人物を一人で演じ分け、次の奥庭十人斬りの段に向けて、貢の衝動殺人(~_~;)を観客を納得させなければいけない難しい浄瑠璃!いやぁ、お見事でした~もうほんとに、ほんとに憎たらしい仲居 万野でした~f^_^;)まぁ、いつ観ても何度みても酷い話ですけどね~でも、面白いのは何なんですかね?!人の気持ちに昔も今も変わりがない事がわかるからかなあ?!
それにしても!2演目とも肉親や夫婦の情愛にも勝る主従の絶対的な服従関係。でもその理不尽さこそが人々の生きる規範だったわけで(^^;;
江戸時代が徹底的な封建主義だった事が伺えます~(~_~;)
あ~~。・°°・(>_<)・°°・。
現代に生まれて良かったf^_^;)と、つくづく思うのでした。

文楽劇場の階段上に飾ってあるパネルは、
主役の貢と、お紺さんの二人。

ハイ!
福岡貢の衣装は、白地に井桁絣(歌舞伎では十字絣だったかと(^^;;)がお決まりです!
なので、奥庭十人斬りの段を語られた、咲太夫さんの肩衣は、白地に井桁!の小紋でしたよ~~♪
なので!
私も、白地に十字絣のサマーウールで。

これは西陣で織られたポーラーと呼ばれるサマーウールです。20パーセントくらい絹も使われてるようです。ご覧のように透けてますので、6月後半から盛夏に着るキモノ。麻や絹に較べて暑い!という方も多いですが、私はそれ程の違いを感じた事はないです。特に白地のこのキモノはやっぱり盛夏に着てこそ!と思います。
シワになりにくく、雨にも強いので普段キモノには最適ですが、これももう絶滅寸前みたいです~(T_T)私は着心地が好きなので、無くならないで欲しい!と願ってます。

合わせた帯は、「夏休み」と題した黒の二重紗に自分で夏の虫を日本刺繍して名古屋帯に仕立てたもの。
道明の手組の4分紐にアンティークの帯留め。これ何ていう石だっけ?!黄色くて透明。
昔ので金具が小さいのでこの紐は通らなくて(^^;;、ちょっと裏ワザを使っております。
夏の小物は小振りなものの方が涼しげ。
重宝して、最近、良く使っております。

先週もレッスンの時に締めてましたが、
夏モチーフの帯の中でもホントに締める期間が短い帯なのですが、自分で作ったのでお気に入りです*\(^o^)/*
着物のコーディネートは季節感を、色柄や素材や小物をどう組み合わせるかを考えるのが一番の面白さ♪そこに観劇の演目に合わせるとかが加わると、さらに楽しい~~o(^▽^)oですよね!



本日のおまけの8ちゃん♪
この帯の土台にした生地は、コレと、
紹介したくて、写真を撮ろうとしたら!

8ちゃんがやって来て、素早くもぐり込み~~f^_^;)
わかります?!
裏が紫色になってるの?
二重に織られているのです。
以前にもこの事は書いたと思うのですがf^_^;)
元は母の雨コートだったのです。全然着ないまま置いてあったので、私のに仕立て替えようと洗い張りしたのです。すると、見事に解いた縫い目が残っておりまして(~_~;)仕立て変えられない!!!と(T_T)
でも生地として、何かに使いたい!とまずこのアケビのカゴの中袋にしたのです。

一反分なのでまだまだ余ってて(^^;;
それで、夏の刺繍帯を作ろうとなった時、これを使おうと閃いたというわけです!下に紫色が有るので、真っ黒でもなく、微妙な色合いの黒で、これもお気に入りポイントです。
この二重紗の雨コート地も最近作られて無いようですが、春の本町フリマに出店して下さってたこころやさんで発見!
表からは真っ黒なのに裏を返せば、鮮やかな色!というホントに魅力的な生地。しかもスッキリと透けるのです~不思議だわ~結構地厚でしっかりとした生地なのに。
夏のキモノや帯の織や染めの多様さはホントに素晴らしいです~o(^▽^)o毎年、取り出す度に改めて感動します!
☆☆☆☆☆☆
いっしょに写した、文楽劇場の今月の番付の表紙は、お紺さんの秋草を染めた絽のキモノです。文楽のゆかりさんでは、割引券ももらえますが、とっても面白く中味が濃いのに650円!
演目に因む色々な方のお話がたっぷりと載ってます!お値段以上!(笑)
第3部は、モリエール「守銭奴」を井上ひさしさんが文楽にしたもので、ラジオとテレビでは上演されたものの、劇場では初めてという「金壺親父恋達引 かなつぼおやじこいのたてひき」がサマーレイトショーとして上演されます。
こちらはすでにチケット手配済みなんですが、
第1部の親子劇場も、めちゃ面白そうなんですよね~♪
全くの新作を毎年作ってはるようで、今年は
「新編西遊記GO WEST!」って、横文字ですやん~~(笑)
監修の勘十郎さんと、作曲の鶴澤清介さんの対談を読んでたら、わくわくしながら作ってはる様子が伝わって来て、1部は子供向けやからと観て無かったのを悔やみました。
とはいえ(^^;;、夏休み公演は短いのよね~
行けるかな~~f^_^;)
8月9日まで!
皆様も、お見逃しなく~!!!
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