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「春画展」細見美術館と「志村ふくみ・母衣への回帰」京都国立近代美術館へ。

昨日は春一番が吹き荒れて・・・暖かな一日でしたが・・

今日はまた寒い~~ですねえ!
毎年春はこんなもんなんでしょうが、体調管理がたいへんですね。
みなさまも、お風邪などひかれませんように!

さて~~
ブログは中身があちこちしますが・・・
終わったことを書く前に、今開催中のものを先にご紹介したほうが良い!と。
先日観てきた展覧会のご紹介です。

***

昨年、日本で初!!!と、大いに話題になった「春画展」。
東京展が開かれた永青文庫は連日長い行列が出来てたそう!
その展覧会が京都の細見美術館で始まりました。

春画といえば、浮世絵版画と思いますが、会場の前半には
大名家に伝わる「肉筆」春画がたくさん!
常に飾って鑑賞するものではなかったためか、保存状態がすばらしく良くて
とても300年以上前のものとは思えない美しさでした(絵具も最上級だったのでしょうね~

しかし・・・
まあ、長く展覧会を開くことさえ出来なかったというのは、
それなりに理由もある・・・「あぶな絵」とか「まくら絵」ともいわれる浮世絵版画は
なかなかに恥ずかしいものも多くて、目のやり場に困る

きっと、会期の後半には混むだろうと始まってすぐの平日の昼間に行ったのですが、
細見美術館が狭くて小さいっていうこともあるし、大半の作品が小品でガラスにくっついて見ないと
見えないっていうのもあって、知らない人どうしでくっつくようにして「春画を観る」っていうのも
落ち着かないっていうのも事実で・・・

1602101.jpg
特殊な装丁のほどこされた「図録」縦25.7センチ横15センチ。

1602102.jpg
厚みはなんと!6センチもあります~~

日本における春画研究はまだこれから!ということが図録の解説から知れました。
少なくとも江戸時代を通じて、男女身分をを問わず親しんだもののようで、
決して現代のようにタブー視されるようなものではなかったようです。
あっけらかん!ともいえる描き方を見てもわかる(笑)

白描の作品などは、藤田嗣治が参考にした!と言われるように見事な描きっぷりでした。
絵画の一ジャンルとしては大いに楽しめましたよ。ご興味のある方はぜひお出かけくださいませ~~
4月10日まで。

細見美術館HPはこちら

***

そして、同じ岡崎にある京都国立近代美術館では、
昨年、文化勲章を受章された志村ふくみ先生の受賞記念展が開かれております。

1602141.jpg

紬織りの人間国宝であり、数々の受賞されているので近年、展覧会の開催も多くて
実をいうと「何度も拝見してるしなあ~~」とあんまり期待しないで出かけたのですが!
いやはや~~失礼いたしました!
平成27年・28年作の作品も並び、展示の妙(単純に制作順とかでなく)もあいまって
とても見ごたえのあるものでした。
3月から展示替えもあるのでぜひもう一度足を運びたいと思います。
3月21日まで。

京都国立近代美術館HPはこちら

そして、すぐ近くのアルスシムラ岡崎校のギャラリーでは、
ふくみ先生が、娘の洋子さんと始められた織りの学校の制作展も開催中でした。
織りを始めたばかりの初々しい着物や帯が並んでいます。
こちらもどうぞお見逃しなく!

アルスシムラHPはこちら

***

1602092.jpg

平織りでランダムな暈しが入る紬は、きっと志村先生の影響をうけた方の作品かな~と。
数年前に、京都のや々さんで見つけた紬です。昨年、八掛けなどを替えて仕立て替えしました。

1602093.jpg

岡重さんの黒地の更紗文様の着尺から仕立てた名古屋帯を合わせて。
この帯は色々な色が入ってるせいか、何にでも合う便利な帯です。
キモノにも入った黄味のある小物を合わせて春らしく。

1602095.jpg

この写真ではわかりにくいですけど、このキモノも肩・裾の藍色が濃くなってます。
そういうところも産地紬ではない個人作家さんのものではないかと思うところ。
生地も柔らかくて、少し頼りないくらいです~着易いですけどね~~

1602091.jpg


黒地の紬のコート(袖の振りを閉じた仕立てにした道中着型です)に、
ウールのストールを巻いて。
(ストールはたいてい洋服兼用。大判の方が肩が覆われて暖かいですよね!)

***

そうそう!
私はまだ案内を頂いてませんが、
志村先生の門下生さんたちの作品展の
第四回都機の会作品展が、しまだいギャラリー本陣(京都)であります。
3月25日ー30日 10:30-17:00 最終日15:00

昨年のぬぬパナ展に出品下さった黒田妙美さんも出品されるようですよ♪

こちらも楽しみですo(^▽^)o





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コメント

[C1371]

細見美術館の展示、見に行かれましたか。
そういう展示のしかたなら、混雑してきたら大変なことになるかも。

図録、大変気になります。
なぜ、そんなに厚みがあるのですか。
(志村ふくみさんの図録、厚み2センチです)
  • 2016-02-16 06:27
  • hiro
  • URL
  • 編集

[C1372]

装丁の面白さに惹かれれ買ってしまいました!
ぜひ、会場で手にとって見てみてください~(笑)
私が行ったときも、入場制限こそしてなかったけど、
けっこう混んでました。なので実は全部はきっちり見られませんでした~
人の頭越しでは作品が小さいので見えませんから。
それに細見美術館の構造上の欠陥ですけど、逆に回るってことができません。
混んでるから、後にしよう!ができないのです。
時間に余裕もって見に行かれることをお薦めします!

この図録を買ったので、重くて志村さんのは買わず。
次回に~~(って、志村さんの本、いったい何冊あることか!!!)

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