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「風に舞う布 琉球染織の美」展~筒描きワークショップへ♪(その①)

えーと。
皆様、こんにちは~

「ぬぬパナ大阪展」の記事もUPの途中でございますが・・・
さきに記事にしないと意味がない!!!と思われる(そんなんばっかりでしょ!と、怒られそうですが
ので、こちらを先にいたしますので「ぬぬパナ大阪展」は後日!

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あ、これは本題に関係ないのですが、
我が街の最寄りの阪急電車の駅には、ツバメが巣をかけますが、
今年は、同じ構内に4か所くらい巣を作っていて、通る度に見上げて成長を楽しんでます。

スズメもツバメも全国的に数が減っているらしいのですが、毎年この子らをみると
あ~夏が来るんだなあ~と嬉しいようなホッとするような気持ちになりますね。
これも今だけの話題かな~~と。
それにしても、大きくなって~~巣が小っちゃく見えます~巣立ちも間もなくですね!

さて!ここからが本題です~~♪

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ただ今、
大阪の天神橋6丁目にある「大阪くらしの今昔館」という大阪市立住まいのミュージアムで、
日本伝承染織振興会主催の、
風に舞う布 琉球染織の美という企画展が開かれております。
(くわしくは、こちら
この展覧会、6月28日までとなっております!(23日は休館日)
残りわずか~~お見逃しなく~~!

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で、この週末は、2日間にわたりこちらのワークショップに参加させてもらいました。

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講師は、城間びんがた工房の城間栄一さんです。
沖縄にいくつかある「紅型宗家」のひとつ城間家の15代目でいらっしゃいます。
城間さんところのHPはないのですが、こちらに詳しく城間家や紅型の歴史が詳しく紹介されておりました!
ご参考までに~琉球びんがた「ふくぎ」HP

一般的な紅型というのは、「型紙」を使って染められる「型染め」という手法の染めものなのですが、
今回、体験させてもらったのは「筒描き」という手法で染められるものです。

さて、この筒描き、どんなものを染めたのでしょうか?!

「うちくい」と呼ばれる大きな(一辺、100センチ四方以上ある)風呂敷状の染め布が主なもの。
この「筒描きのうちくい」というのは、
婚礼、結納、その他のお祝事にタペストリーのように空間を飾るための布なのです。
他には、祭りの時に舞台などにつるす幕など、
大きな柄で空間を飾るような場合に「筒描き」の技法を使うようです。
最近は、生活習慣の変化で沖縄での需要が激減してごく少量しか生産されていないそうです。


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まずは、順を追って染めの工程をご紹介したいと思います。
本来は大きな布ですので、伸子に張ってなされますが、今回は初心者ばかりの体験ですので、
A3ほどの麻地に染めていきます。各自、机のうえにベニヤ板を置いてその上に図案を置いて、生地を重ねます。
今回は事前に3種類用意して頂いてまして、それぞれが好きな柄を選びました。私は、こちら♪

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「筒描き」は、このような道具を使って行います。
そう!ケーキのデコレーションのときに使うものにそっくりですね♪
これらは、それぞれの紅型工房で使い勝手が良いように手作りされるそうです。
この筒(木綿の布です)の中にもち米とぬかと塩で作った糊が入っています。

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その筒先(太・細3種あり)を生地を下に透けて見える図案の線の上をなぞりながら
糊を絞り出しで行きます。が!!!ぜーんぜん、上手く描けません!!!ガタガタ・・ブルブル
(まあ、初めてなんだから当たり前ですが
糊は、防染めの防波堤の役目を果たすものですので、型染めの糊より粘り気があって思うように
生地の上を滑ってはくれないのです~~

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なんとか描けた「筒描き」初体験の作品。
初日の実技はここまで。ゆっくり乾かして、二日目の「染め」に備えます。

***

で、初日は
午後から、展覧会場で城間さんによる、「ギャラリートーク」がございました。
紅型の歴史から、技法、現在の制作状況などなど。
実際の作品を見ながらのお話は、とても面白く興味をそそられました!

展示会場には、栄一さんの祖父にあたられる城間栄喜さんの作品が展示されておりますが、
私がなかでも目が釘付けにになったのはこちら!

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そうです!
「筒描きのうちくい」です。

しかもこれらは、喜如嘉で織られた芭蕉布に染められており、地色は琉球藍と、福木という
今ではとても作れないぜいたくなもの!

展示会場では、天井からつるされていて、両面染め(筒描きは基本、両面染めです)
された見事な筒描きの線を見ることができます。

この大きな布に一気呵成に描かれた糊の線は、
一日に何枚も描くことによってしか引けない熟練の線だと思います。
そこに型とは違う難しさと面白さがありますね♪

大らかで伸びやかな線にかたち。そして色彩。
何時間でも眺めていたいような素晴らしい布でした

展覧会には、「紅型」のほかにも、芭蕉布や、八重山上布、南風原の琉球絣、与那国花織、
各地のミンサーや、ティサージ、八重山交織(ぬぬパナでおなじみの西筋ヒデさんの作品も!)など、
琉球染織の数々がたくさん展示されております。

ご案内が遅くなりましたけど、28日までですのでぜひ多くの方に足を運んで頂きたいです!!!

***

がんばって、その②に続きます!



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[C1320]

この展示、先週行ってきました。(梅雨寒の雨の日)
常設展は、外国人観光客で賑わっていましたが、
この企画展は、お一人様の貸し切り状態。

もう展示期間は、残り少ないですが、見る価値のある展示ですね。

着物で行ったのでスタッフ?に着姿褒められました。

  • 2015-06-23 06:26
  • hiro
  • URL
  • 編集

[C1322]

常設も前は閑散としてましたが、外国人にえらい人気みたいですね~
びっくりしました!

さすがに、土日はそこそこの人がいましたが、
ポスターの数も少ないし、あまり知られてないみたいですね。
見ごたえのある展示なので、たくさんの方に見てもらいたいです!

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