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必見!『うた・ものがたりのデザイン』大阪市立美術館

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早く紹介しなければ~と、気になりながら、なかなか書けないままになっておりましたあ~

只今、大阪市立美術館で開催中(12月7日まで)の
特別展『うた・ものがたりのデザイン』 日本工芸にみる「優雅」の伝統

HPは→ こちら

ごらんのように、江戸期の小袖を中心に、日本の工芸品(主に小袖・漆器の文様)に描かれた
「うた・ものがたり」の文様の系譜を解き明かす試みの展覧会です。

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私は、11月1日と、8日の土曜日に行ってまいりました。
なんでかっていうと、記念講演会があったからです。
それと、展覧会の前期(16日まで)で展示作品が入れ替わるので、
その前にもう一度と思って8日にも行ってきました!
(講演会は、29日にもあり、文化セミナーも15日、23日にございます!HP、見てね♪)

なにが見たかったのかといいますと、
厳島神社に伝わる『国宝 平家納経』です。

大阪市立美術館では、今回初めて展示されているようです!
私も、一応美術大学出身なので、歴史的にも有名でかつ「美しいもの」はなるだけ見ておきたい!と、
たいていの展覧会には足を運んでおるのですが、「平家納経」は初めて実物を拝見しました。

いやあああ~~
ほんに美しいものでございましたわ!感激でした!
リアル平安時代!
平家の威信をかけてつくられた最高の美しさがコレなのね!!!って感じ(俗な言い方ですみません
ま、巻物に書かれたお経ですが、土台の料紙の装飾、巻頭と巻尾に描かれた絵・巻物の金具・組紐
細かくみるとほんとにうっとりする美しさです。(ギャラリー・スコープは必携です!)

平家納経は全部で三十三巻あって、そのうち二十八巻が「法華経」だそうです。
今回、展示されているのは、その「法華経」の中の『厳王品(ごんのうぼん)』と言われているもの。

「法華経」というのは、美しく飾れば飾るほど、その経文の御利益?が増すと考えられていたそうです。
そんなことも、この日(1日)の記念講演の講師をつとめられた、切畑健先生のお話で知ったのでした。
切畑先生は、元京都国立博物館の染織部門の学芸員でもあり、この展覧会の企画協力もなさってて、
染織工芸研究のスペシャリストでいらっしゃいます♪

ぜひ、実物をご覧になってくださいませ。(くどいですが、平家納経などは16日まで!!!)

他にも、会場近くの四天王寺に納められている『国宝 扇面法華経冊子』や、
徳川三代将軍家光のムスメ千代姫の婚礼調度品(いわゆる初音の調度といわれるもの)、
『国宝 初音蒔絵手箱』など、国宝・重文もたくさん。
ゆっくりじっくり見てたら2~3時間はあっという間でした。

小袖もいっぱい出てますし、「御所解(ごしょどき)」ってどんなん?!「帷子(かたびら)」って何?!と、
「きもの文化検定」に出てくる「日本のきもの文化」のルーツがいろいろと見られます!

キモノ好きさん、必見です♪

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図録も充実♪

とーっても、充実した濃い内容の展覧会なのに・・・
とーっても、空いてます・・・私が行ったのはどっちも土曜日だったのに!
京都の「鳥獣戯画展」と奈良の「正倉院展」(12日に終了)に皆さん行かれているのか?!
(確かに、どっちも尋常じゃない人出でしたけどね・・)

後援新聞社の宣伝動員力の違いをまざまざと見せつけられた感じですぅ~~~

もったいなわあ~~
あ!キモノで行くと、割引もしてもらえます♪

29日には、徳川美術館の四辻秀紀先生(美術史家)の今回の展覧会の主題「葦手と意匠」の
記念講演会もあるので、3回目も行こうかな~~と、考えておるところです。
(15日、23日にもセミナーあり!)


***

えーと・・・

あんまり、ブログに書いてないので、着たキモノがいつのやら?!でごちゃごちゃですが・・・
11月1日に着て行ったコーデをご紹介します。


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えーと。
上の写真でも、結局写ってませんが・・・(よーく見ると、うっすら段になってるのですが
キモノは、無地紬と、大島をいわゆる「段のしめ」に継いで仕立ててもらったもの。
どちらも、もとは義父のキモノでした。
上下が無地紬で、真ん中が大島です。

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帯は、西陣の9寸名古屋帯。
最近、とあるリサイクル着物屋さんで見つけた、いかにも「昭和」な色・柄の帯ですね。
でも、菊花のみがおおらかに織りだされていてなかなかよろしとお気に入りです。

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おたいこ柄はこんな感じ。
箔糸を使ってあって、少しキラキラしてますが柔らかものだけじゃなく、大島やお召なんかには合うようです。

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1日はたしか、雨で雨コートを着て行きましたが・・・
11月になったら、なんとなく「帯付け姿」は中高年になると憚られます。
なので、単衣の羽織りを着て出ることが多いです。
こちらは、角通しの江戸小紋(プリントものですが裏面が無地染めになってる両面染め)の着尺地で
仕立ててもらい、残りで半幅帯を一本つくりました。
もう、十数年前にむら田さんで作ったものですけど、「単衣羽織りって良いわあ♪(好い♪)」
と、思うきっかけになった羽織りです。

寒かったらこの上からコートを着ればよいので、
昨今の温暖化で、羽織りはほとんど「単衣」ばかりになりました!

***

11月も、いつの間にか半ばですねえ~~~

TOP固定記事にも書きましたが、
今年の「着る立場できものを考える会」主催の「キモノ・パーティ」はおかげさまで
受付を終了させていただきました。

お申込み頂きました皆様、当日はどうぞお気をつけてお越しくださいませね。

お目にかかれますのを楽しみにしております。


***

そろそろ(って、遅いけど)私も、着ていくキモノを考えなくては・・・・うーむ。。。。

どうしよ~?!8チャン

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コメント

[C1271]

急に寒くなりましたね。

単衣羽織の上にコートですか。
女性の場合、着物の上に羽織るのは、羽織かコートか一点と思っていましたので。
過去に羽織の上にコートというのを見たのは、1回だけ(羽織の上に雨ゴート)

でも最近の温暖化と建物の中と外との気温差を考えると、単衣羽織にコートは、常に羽織を羽織りたい場合良い選択かも。

男性の場合、袷の羽織の羽裏に凝るということがあるのでそれは出来ないかな。


今回の8ちゃん、目がバッチリ写っていますね。
こんなきれいな瞳だったんですね。(ノックアウト状態です)

  • 2014-11-14 06:43
  • hiro
  • URL
  • 編集

[C1272]

昭和な色の帯、私もだ〜い好きです♡
いまなかなか見かけませんけどもネ。
すみれ庵さんはトータルでのコーディネートがいつも素敵でいらっしゃるので、その着姿を見て素敵だと思う人が増えるとまた復活する・・・と思います。希望的観測ですけど。笑

[C1273] hiroさん

男性のも単衣ありでは?!
軽くていいですよ~~カーディガン感覚。
確かに、裏地に凝る楽しみは減りますが・・・
それに、生地も選ばないといけませんしねえ。
重ねると温かいので、羽織+コートはおススメです。丈の調節は要りますけどね・・・

そうなんです!
8ちゃん、目のまわりが黒いので目がなかなか可愛いく撮れません~~可愛い目してるでしょ?!(笑)

[C1274] Tomokoさま。

まあ~~♪
Tomokoさんに褒めていただけて光栄ですぅ~~
この地色、さび朱とでもいうのでしょうか?!
中高年向きの「赤系」の代名詞ですけど、この年になると、似合ってくるのですね(苦笑)
日本人が親しみやすい色なんでしょうね。うるしのお椀色?!(笑)近頃、母の和ダンスをごそごそしてみると、出てきますわ~~昭和な帯が!でも、糸質が良いものが多いので、ちゃんと受け継がねばと思ってます。平成コーデになるかは難しいでど・・・ガンバリます♪

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