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京都国立博物館「京(みやこ)へのいざない」展へ。

はふ~~急な季節の転換ですねえ~~
朝夕、涼しいと通り越して、肌寒い!
お彼岸前に、ひと月ばかり季節が進みましたね~
皆さまのお住まいの地域はいかがでしょうか?!

さて、またまた先週のことですが、5年かけて建て替えられていた京都国立博物館の
「平成知新館」がオープンしました。

1409153.jpg

イマイチなアングルですが、左の建物が谷口吉生さん設計の「平成知新館」です。


その記念展として「京(みやこ)へのいざない」展が開催されていて、さっそく行ってきました。

1409161.jpg
あ!8チャンのしっぽが写った・・

詳しい情報は、京都国立博物館のHP→こちらを見ていただきたいですが、

会期が、第一期 9月13日~10月13日
     第二期 10月15日~11月16日

と分けられていて、展示される作品が入れ替わるので、注意が必要です。
(上記HPに展示品入れ替え情報が載っているそうです)

この「平成知新館」というのは、京博の常設展示館のことでして、
日本に現在、3つある国立博物館の(東京・京都・九州の3つ)ひとつとして、
日本の文化財の保存・修復・研究・展示をになう拠点です。

東京国立博物館に並んで、すばらしい収蔵品がたくさんあるのに、展示室などが古かったために
あまり知られてなくて残念だったのですが、今回、床面積が大幅に増えて展示導線にも工夫をこらした
すばらしい博物館に生まれ変わりました!

その記念展でございます~~!!!
目玉は、「ズラリ国宝、ずらり重文。」ということで、
収蔵品の他にも、各地から集められた「日本のお宝」の数々が、たくさん見られる必見の展覧会と
なってます。おまけに入場料は520円です!(国立博物館は、国民の財産ですからね~笑)
私は、JAFカードの提示で420円で入りました!

1409152.png

なかでも、前期の必見はこのお二人!
国宝「伝平重盛像」と、国宝「伝源頼朝像」(どちらも神護寺の所蔵)です。
美術や歴史の教科書でご覧になった方も多いはず・・・超有名な肖像画です。
今回の展示の一番の目玉は、鎌倉時代から室町にかけて描かれた「肖像画」群。
他にも後鳥羽天皇などなど、歴史に名を刻んだ「顔」がじっくり見られます♪

*****

でも、やっぱり私はこちらに目が行きましたあ~「染織品」です。

1409166.jpg

こちらは、京博の収蔵品なので、ご存知の方も多いでしょう。
「菊に棕櫚文様帷子(きくにしゅろもんようかたびら」17世紀(江戸時代)の小袖です。
こげ茶の麻地に、絞り染めと刺繍で「菊の花と棕櫚」が
「寛文文様」(右身頃に文様を片よせた柄付けのことをいいます)の特色を良く表した一領ですね。
保存状態が極めてよろしいです。
以前の展示では、この背面からしか見られませんでしたが、今回はぐるりと前身頃も見られますよ♪

で、左の写真を見てください。
ちょうど先日東京の呉服屋さんから送られてきたDMなんですが、この小袖を写したと
思われる「名古屋帯」が紹介されておりました。
そうなんですよ~~古典柄のキモノや帯の文様は、たいてい古来からの染織品の写しやアレンジです。

古いものほど、古臭くなくモダンな感じがする不思議・・・
400年まえの名もない職人さんのデザイン力、ただただ脱帽でございますねえ~~

そして、もうひとつはこちら!
これも有名な小袖のひとつ。

1409167.jpg

「束ね熨斗模様振袖(たばねのしもんようふりそで)」18世紀(江戸時代)の友禅染め振袖。
色とりどりの熨斗がキモノいちめんにひるがえる華やかで堂々とした「ザ・ふりそで!!!」でございましょう?!

熨斗の中に、友禅染めを駆使して「松竹梅」「桐」「竹」「鳳凰」「鶴」「牡丹」「青海波」などなど、
ありとあらゆる「吉祥文様」をあらわして、おそらく裕福な商家の花嫁衣装としてつくられたで
あろうこの振袖、「熨斗をつけて差し上げる」のシャレも効いて、江戸時代後期の美意識と
ユーモアが感じられますね。こちらは、京都の友禅史会の所蔵品です。

この写真は、1999年に同じく京博で開かれた「花洛(みやこ)のモード」展の図録から写しました。
(今回の展覧会の図録は、京博の収蔵品のみしか載ってませんので、ご注意!)

この振袖も、ぐるりと前も後ろも見られました~~最高!!!


1409162.jpg

10月号の「和楽」は、この「京へのいざない」展と、ほぼ同時期に、
東京国立博物館でも開催中の「日本国宝展」のことを合わせて大特集を組んで紹介しています。

1409164.jpg

夏に東京国立博物館へ行ったときも思いましたが、最近のミュージアムショップは
とっても面白いです。収蔵品をさまざまにアピールする商品が並んでて楽しい♪です。

思わず買ってしまった尾形光琳の「竹虎図」のメガネ拭き(笑)と、京博名品トランプ。

1409163.jpg

さて!
この展覧会は、11月16日まで、京都国立博物館の「平成知新館」で開催されていますが、
同じ京博の「明治古都館(本館)」では、
「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展は10月7日から11月24日まで開催されることになってます。
こっちは、特別展なので入場料1500円!

しかしこちらも、修理されていた全四巻を一挙公開という、見逃せない展覧会!!!

秋の京都はそれでなくても人が多いのに、京博界隈はそれでなくても名所が集まってる場所なので
どんだけ混むのかと今から心配ですねえ~~お早目に行くのがおススメです。

で、皆さまに一言アドバイス♪
京博の収蔵品は量がすごいので、さらっと全部見るだけでも2時間~3時間かかります。
なので、前期・後期とも今回の特別展示品を上記のHPなどで確認の上、
「目玉作品」をじっくり鑑賞されることをおススメいたしま~~す(笑)

順路通りに見ていると、時間が無くなります!!!

1409151.jpg

こちらが、「明治古都館」です♪
へへへ~
今回は、帰りにあちこち寄り道予定があって、洋服でした~~
スカートはくの久しぶり・・・ウエストきつきつ・・・ううう。。。




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[C1265]

秋はいろんな展示会のある時期ですが、行楽シーズンでもあり、
人出が多く出かけるのが億劫になります。
気がついたら期間が終わっていたということも。

今年は、季節の進みが早いですね。
昨日、女性の羽織姿を見かけました。
10月初めから袷が着られるかも。

着物は体型の変化をわかりにくくする衣服です、気をつけましょう。
私もスラックスのサイズが。(笑)
  • 2014-09-21 06:35
  • hiro
  • URL
  • 編集

[C1266]

そうなんです! 
秋はいそがしい~毎日、案内がくるし~

あはは~スマートなhiroさんもですか?!
いけませんねえ~
って、自分につっこんでます。

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