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重陽の節句のしつらえ拝見へ♪


今日は一日良いお天気と思っていたら、夜になって雷と雨が~~

ほんとにお天気が不安定ですねえ~~

つい昨日まで、こんなにきれいにお月さまも見えてたのに・・・(って、ボケてますけど・・

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9月9日はご節句のうちの最後の重陽です。
今年は8日が十五夜でした。このお月さまは、十四夜。ちょっと欠けてるお月さま。
でも、とっても明るく光っていてきれいだったので、思わず写真に撮ったのです。

7・8・9日(この日がほんとの満月でひときわ明るいスーパームーンだったそう!)と、お天気よく
きれいなお月さまを楽しめました!なんかしあわせ~~

そんななか、イラストレーターのYunoさんにお誘い頂いて、イベール邸の重陽のしつらえを
拝見する会におじゃましてきました。

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五節句の起源は古代中国。
中国では奇数を陽数と呼んで尊ぶ考えがあって、陽数の重なる日、
つまり1月7日(1日は正月と重なるので7日とした)、
3月3日、5月5日、7月7日、9月9日を祝日としたのです。

それぞれ、太陰暦名では「人日」、「上巳」、「端午」、「七夕」、「重陽」となります。

元来、5つの節句はすべて長寿を祈る祝日だったそうですが、
飛鳥時代に日本に伝わってから、どんどん日本風にアレンジされ、洗練されセンスUPされたお祭りへ変化します。
上巳は女の子の節句、端午は男の子の節句というふうに♪

そのなかでも、重陽は一番大きな陽数である9が二つ重なるというので「重陽」で
特に長寿や不老を願う節句とされています。

その象徴が「菊の花」です。
古来、菊の花の咲く地域に住む人に長寿者が多いとされ、菊の花そのものが
「不老長寿」の象徴となります。
平安貴族は、重陽の前日に菊の花に真綿をかぶせ、当日にその朝露を含んだ綿で
身をぬぐい不老長寿を願ったとかで、こちらは今も宮中でおこなわれている「被せ綿」という行事。
他にもお酒に菊の花びらを浮かべた「菊酒」を飲むとか。

それとこの時期になぜお雛様?!とびっくりでしょう?!
これは、関西の南の地域で行われていたという「後の雛」という風習だそうです。
そういえば、江戸時代の小袖に雛人形のバックにススキ文様を配した柄があるのですが、
「後の雛」という意味なんですね~~
イベールさんは、「熟年のお雛様ということで、翁媼を飾ってもいいですよ~」とおっしゃってましたが・・
お花はやはり桃ではなく菊を添えます。
こちらもやはり「長寿」を願う行事として、近年復活のきざしです。
(和楽の10月号に人形の久月が大人のお雛様として売り出しておりました!!!)

そんなこんなの楽しくためになるイベールさんのお話と
すてきなしつらえの数々にうっとりして参りました~~


*****

この日は、日中30度超えの暑い日でした。
まだまだ夏物です。

1409089.jpg

むら田さんのオリジナルの柿渋染めの駒上布に、夏芭蕉地に菊水柄の9寸名古屋帯で。
どちらも絹ですが、いわゆる生紬っぽく「シャリ感」が強くてパリパリしてます。
どちらもまだ新しいので、着にくいです~

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帯揚げは、家でインド藍で染めたもの。
帯留めは、杉浦佳子さんの磁器。木綿の5分の真田紐を合わせてます。

14090811.jpg

お太鼓のほうが、「菊水」ってことがよくわかりますね~~♪
この「菊水」って柄も「重陽」から来てるんですね~~勉強になりました!
「菊慈童」っていうお能も一度、観てみなくちゃ~~

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こちらはYunoさんが撮ってくれました♪

朝夕の温度差が大きくなって、帰りには涼しい風が気持ち良かったです。
重陽の節句を過ぎたら、そろそろ夏物はおしまいですね。




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コメント

[C1263]

重陽の節句。
9月初めからの単衣が不可能なので、このころまでは夏物という
衣替えが普通になってきていますね。
(彼岸まで夏物という人もいるようですが)

ということで、10日に単衣にしました。
(綿麻の長着、透け感の少ない羽織ですが)
夏が帰ってこないことを祈ります。
  • 2014-09-11 06:24
  • hiro
  • URL
  • 編集

[C1264] hiroさん。

ほんと!
暑さ寒さは、彼岸まで~って言いますから
まだ油断はできませんね。

朝夕が過ごしやすくなって、それだけでもホッとしますね♪

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