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東京キモノ旅① 歌舞伎座、江戸東京博物館へ。

先週末は東京へ行っておりました~~♪

一泊二日のキモノ旅でございます~~

5月の「ぬぬぬパナパナ展」以来、半年ぶりのお江戸です。

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遠くに、うっすら見える「富士山」!世界遺産登録後、初めて姿を拝めました~~

肉眼では雪を頂いた美しい姿がくっきり見えて、ありがた~い気分になりました
やっぱりいつ見ても神々しい姿です!

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ハイ!今回もこちら~~

11月、12月と二カ月連続の「仮名手本忠臣蔵」の通し狂言。
今月は、われらが(笑)菊之助丞や、染五郎丞、海老蔵くんに玉三郎丞や松本幸四郎丞が加わる
ま、花形歌舞伎でございますね~~

菊之助は塩冶判官、立役を観るのは久しぶりなのでワクワク~~♪
とはいえ、ご存じのように切腹して果てる役なので・・・ファンとしてはちょっと

しかし!
パパになって初めての大役、気合充分の熱演で感激しました~~
やっぱり、菊之助クンは巧い!

それと、「仮名手本忠臣蔵」は元々は大阪で初演された文楽でございます。
去年の秋、大阪文楽劇場で通しで上演されたばかりですので、歌舞伎では各段がどんなふうに
演出されているのか見比べるのも、とっても面白かったです。

今回は通しといっても、幾段か省かれており、
私は、昼の部「大序 鶴ヶ岡社頭兜改めの場」「三段目 足利館門前進物の場 同 松の間刃傷の場」
「四段目 扇ヶ谷塩冶判官切腹の場 同 表門城明け渡しの場」「道行 旅路の花聟」を。

海老蔵くんが、高師直と勘平の二役で目立っておりましたナ~~
最近、映画の主演などもあって注目度はやっぱり高い!ようです。

夜の部はまた配役が変わります。25日まで。


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今回、もうひとつ楽しみにしていたのがこちら!

江戸東京博物館の開館20周年記念展「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」へ。

モースは明治の初めに日本に来たアメリカ人生物学者(で、いいのかな?!)で
大森貝塚の発見者として有名です。が、3回の日本滞在中に日本中を旅して集めた
ありとあらゆる文物(その数、数万点とか!!!)を持ちかえり、ビーボディ・エセックス博物館と
ボストン美術館で130年もの間、モース・コレクションとして大切に残されていたものの里帰り展です。

ほんとうにありとあらゆるモノ・・
履き古しで土の付いたままの下駄とか中身の入ったままの海苔の缶とかなどなど。
生活雑貨ですよ~~しかもよその国の!

アメリカって、やっぱりスゴイ!

展覧会のチラシに「日本がなくしたものを、彼がとっておいてくれた。」とのコピーが載ってましたが、
まさに!当時の日本でモースが興味と敬意を持って持ち帰ったものは、かつての
日本人の活き活きとした暮らしを知るスバラシイお宝になってます。

その膨大なコレクションの中から320点の里帰り展です。

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だいぶ前に大阪の国立民族学博物館でもモース・コレクション展があったのですが、
見逃してしまったのでした~~

念願かなって、嬉しかった!!!「やっと、会えましたね~~モースさん♪」って感じ(笑)


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これは明治期に盛んに作られた「生人形(いきにんぎょう)」です。
迫真の表現力でしょう?!
幕末から明治の20年代にかけて見世物として流行したものなんだそうです。

モースは、日本人の見本?として、7体の人形(町民の親子など)を注文して作らせ
持ち帰ったのだそうです。この「甲冑武士」は、この展覧会準備中に新たに発見!され、
初里帰り・日本初公開だそうです。
(上記、二枚は撮影可スポットのものです)

ほんとうにありとあらゆる文物を集めていて、それらに関するスケッチや写真、
コメントなども数多く、残されています。

私がもっとも心魅かれたのは、「子供」にまつわる品々。

まいご札や、お面や独楽といったおもちゃ、雛人形などに混じって、
何度も何度も書いて墨で真っ黒になった手習い帖!(コレ、なぜか見てたら泣けてきましたあ)
などなど。

モースは、「世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供の為に深い注意が払われる国はない。
ニコニコしている所から判断すると、子供たちは朝から晩まで幸福であるらしい。」とか、

日本人の母親がいかに子供を慈しむかとか、なんだか赤面しそうなほどにホメてくれています。
今より断然、貧しかった日本のはず・・・なのにモースはそこに豊かさを見てるんですよね。

モースが撮った当時の写真の中の子供たちはほんとに楽しそうに笑ってるんですよ~~

いいなあ~行ってみたい!明治日本!
今の私たちから、どんなふうに見えるんでしょうか?!


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お宿近くの、

これも明治の名残り「新橋停車場」のプラットホームもクリスマスのライト・アップされておりました。



***


この日は、朝7時ののぞみで上京

長時間をキモノで過ごすときはラクが一番。


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冬場の旅行はやっぱり本場結城紬です。軽くて暖か~~

杢糸使いのグレー無地。
(男物の匹物をキモノに仕立てたもので、羽織り分がまだ残ってます


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墨で描いたみたいでしょう?!

「菊柄の縫いとりお召地の絵羽羽織り」だったものを、名古屋帯に仕立て替えたものです。

菊の花芯がピンクなので、なんとなくそれに合わせて、
長襦袢にも、帯あげ帯締めにもピンクを。

グレーばっかりだと「偲ぶ会」みたいになっちゃいますからねえ~~


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お太鼓・前帯・タレにも菊が上手く出るように、繋いでもらって仕立てています。

元の羽織りだったころの写真が見つからない・・・

織物なのに、総絵羽模様!(袖、前、脇、背中、すべて柄が繋がってました!)
のそれはそれはスバラシイ羽織りだったのです!

が、丈も短くてそのままではどうしても着られない・・・

とっても、もったいなかったのですが、解いて帯にしたのでした。

ま、菊柄の帯として、菊之助鑑賞に活かせてよかったんですけどね。


***


菊之助丞の塩冶判官とモースの日本への愛があふれる展覧会を観た初日に続いて、
翌日も楽しいとこへ参りました~~~♪

東京キモノ旅②に続きます。



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