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文楽4月公演へ行ってきました。

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先週、大阪日本橋の国立文楽劇場に、文楽4月公演を見に行ってきました。

文楽、行きたい~~♪と思いながら、なかなか行けずにいたのですけど、お誘い頂いて行って参りました。

「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」

パンフレットから、どんなお話か簡単に説明しますと・・・

享保9年(1724年)、石見国(島根県)浜田藩の江戸屋敷で、草履を履き違えたために、お局に
侮辱された中老が自害し、その侍女がお局を討つという事件がありました。

本作は、これに加賀藩のお家騒動を題材とした歌舞伎「加賀見山廓写本(かがみやまさとのさきがき)」
(→後に、中村魚眼によって浄瑠璃化もされました)を取り入れた、全十一段の時代物です。

作者は、容楊黛(よう ようたい)

天明2年(1782年)正月、江戸の外記座で初演されました。

全十一段の中から、
・又助住家の段
・草履打の段
・廊下の段
・長局の段
・奥庭の段

の上演でした。

長いお話のすべてを通しでやると大変なので、見せ場の多い場面を中心に上演されることが
多いんですね。文楽も、歌舞伎も。
なので、前後のお話をちょこっと頭に入れておかないと?????なことになってしまいます。

それでなくても、18世紀のお話。なんといっても忠だの孝だのの感覚がわかりづらいですし・・

岩藤という見た目も意地悪な局に草履で頭を叩かれて屈辱のあまり自害する
中老尾上の仇をお初という侍女が討つんですね。

前半、なんだかどよーんとした重苦しい展開なんですけど、(すさまじいイジメ場面がみどころ
後半、お初が大立ち回りで活躍します。(文楽一勇ましい?!かも)

普通、女のお人形には足がありませんが、このお初には「足」が付いてます!
コレも見所のひとつです。

最初の場面で、女房お大さんが、針仕事をしてる場面がありますが、
これがねえ、上手!
文楽で、お人形の針仕事、ちょくちょく見ますけど・・・
なんで、あんなに上手なんでしょ?
まるで、ほんとに縫ってるかのよう。糸が在るかのよう!
ご存知のように、お人形の右手と左手は違う人が遣ってるんですからね~何度見ても素晴らしい
(まあ、他にもたくさん見所はあるのですけど、解りやすいところを!)

文楽って、やっぱり素晴らしいです

なのに!

お客さんが少ないですぅ~~~~
東京公演はいっぱいらしいのですけど、本拠地大阪でこれはどうしたことなのか?!

と、思わず言いたくなる少なさでした。

学校の文楽鑑賞会で見たきりで大人になってからは見たことないなあ~~って方も多いんでしょうねえ。

キモノもそうなんですけど・・・

あたりまえに在ると思っていたら、いつのまにか無くなっていたってことになりはしないかと
とってもとっても心配になりました。

うーん。
歌舞伎にうつつを抜かしすぎたナ・・・


*****

さて・・・この日のコーデ。

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赤松裕子さんの藍無地紬に、櫛織りで変わり市松を織り出したしゃれ袋帯で。

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わかりにくいですけど、市松の中に、ちょこっと金糸も入ってたりして、まあまあ私の中ではよそ行き。
袋帯ですしね。
グレーが基調なんで、
どよんとダークにならないようにどっかにキレイな色を使いたいと思ってます。
4月なので、紋白蝶?のきいろ♪のつもり~~~

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この帯、グラデーションになってるので、反対巻きにするとグレーが濃く出ます。

袋帯は、巻き方によって前帯の雰囲気が全く違う帯って多いですね。

なので、どっちからも巻けるようにしておくと、お得ですよ~~(笑)


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ハイ!
この日も昼間は帯び付けで充分なあったかさでしたけど・・・
やはり、何か羽織ったほうがよろしいかなと思います。

これは、インドの絹のサリー地でつくった道中着ふうのコート。
サリーって薄いですが、ハリのある生地ですので、
この時期のコートに向いてますねえ。
脱いで持ち歩くのも、くるくる丸めてもあんまり皺にならないし。

単衣仕立てのコートや羽織りをもってると、便利です。

この日は夜、お仕事があったので、帰りがけっこう遅くなりました。
やっぱり夜は、まだ寒い感じ。
寒がりの私は年中、ショールは欠かせないです!
コートがなくても大きめショールですっぽり覆うだけでもあったかいし、汚れ防止になりますね。


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4月の公演番付け。床本付き。
表紙になってるのはこの公演に出てくるお人形の衣装です。

裏表紙に七宝つなぎ桜小紋の柄。
めちゃかわいいんです~~~と、教えて下さったのは、Mさん。

すみれ庵の日本刺繍の講座に来てくださってるMさんは、大の文楽ファン。
一階の展示室でボランティアガイドもつとめられているほど!
そこまでお好きとは、ぜんぜん知りませんでした~~~

今度はぜひご一緒いたしましょう

文楽、大阪では年に4回の公演。

4月の次は、7月までありませんので、ご注意くださいませ。
そう!いつでもやってるわけではないのです~~~

第二部の「祇園祭礼信仰記」っていうのも、
描いたねずみが本物になってお姫さまを助けるっていう面白いお話。
(文楽に出てくる動物、とってもかわいいんです♪必見!)

うーん。どっかで時間つくって行きたいな~~~
(20日から一部・二部の演目は入れ替わってます)

初心者の方には、第二部のほうがわかりやすいかもしれませんね~~~お勧めです。

30日まで!




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コメント

[C741] 桂川を!

ごぶさたでーす♪
文楽、今月は「桂川」を見なくちゃダメですよ!
一生後悔しますよ!!!
  • 2012-04-26 23:56
  • sohoshito
  • URL
  • 編集

[C742] えーん。。。

行けないよう~~~
一生、後悔します。。。
(まあ、他にもいっぱい後悔してるしな・・・汗)

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