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宮尾登美子の小説「錦」、読みました!

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2008年に、中央公論新社から単行本で出た時から、読みたいなあ~~と、
思ってたんですけど・・・なかなか読めず・・・

昨年、11月に文庫になって、購入したものの読めず・・・

何で放っておいたかというと、面白いのが分かってるので、途中でやめられなくなるからです!

ちょっとブログの更新が滞ってるときは、何かに時間をとられてる時なんですけど、
今回は、コレ

小説の中では、菱村になってますけど・・・
モデルは、言わずと知れた、龍村平蔵(初代)さんです。

もちろん、そこは小説ですから、事実とは全く違う人物造形がされておるのでしょうけど、
明治期に、「錦」に取りつかれた男と、その人を取り巻く人間模様が、
宮尾登美子流に展開して・・・やめられなくなります~~


本の下の図録は、平蔵生誕120年記念展(1996)が京都・高島屋で開かれたときのもの。

え~~、ついこの間のような気がしてましたけど・・・

16年も経ってるのかあ・・・光陰矢のごとし~~ですなあ

小説を読みながら、平蔵が手掛けた、「錦」の数々をこの図録で確認していくと、
面白さも倍増でございました~~


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折しも、朝日新聞の夕刊で、25日から「ニッポン人・脈・記  『つむぐ 織る』」が始まってます。

一回目に、現在の「龍村美術織物」の事が書かれてます。

織物の技術が衰退して、「初代、平蔵のころに織れたものが今は織れない」とか。

日本人の「手の力」、衰えて行ってるんでしょうか・・・・
いや、「手の力」というより、「美に対する感受性」が衰えて行ってるんじゃないかなあ・・・

「美」をどう考えるかというと、哲学めきますけどねえ(苦笑)

いろいろ考えさせられる連載です。

いずれにせよ、どちらもキモノ好き、織物好きには外せない読み物かと!

オススメです♪




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コメント

[C663] 私も読みました

『錦』、私もお正月に読みました。
ほんとうに、読み始めると中断するのに苦労しましたよ。
結局、二日で読み上げてしまいました。
図録を持っていらっしゃると、作品の中で取り上げられている織物のことが目で確かめられて、いいでしょうね。
新聞は、うちは毎日なんです。残念…。

[C664]

宮尾登美子の小説、上手く言えないんですけど・・
他人の秘密を覗き見してるような、ちょっとイケズな視点が面白いです。
一時、宮尾小説ばかり読んでました。(笑)
久しぶりに読みましたが、
お年取られて、ちょっと、パワーは落ちてますけど、健在!ですね。
龍村の帯、何本か持ってますけど、やっぱりパワーがあります♪

新聞のほう、また機会あればお見せしますね。

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