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五月大歌舞伎 團菊祭、私のコーデ。

5月15日って、微妙~~です。

何がって、袷を着るか、単衣を着るか・・・

ま、観劇なんて、自分がよければどっちでも、誰にも責められませんけど・・・

お茶席とか、およばれの席だと、場の雰囲気がありますものね。

お茶をやってはる方からは、よくそういう「お悩みのお話」を聴きます~~~
まあそれも、着物の楽しみの一つでもあるのですけどね(笑)


***

さて、15日の私のコーデは。

普段着の時は、最高気温が25度を超える予報の時は単衣って、決めてるのですけど・・・
この日は、気温も24度と、微妙(笑)でもカラっとしてて、爽やか~~♪

合わせる帯との兼ね合いもあって、胴裏抜き仕立てにした袷の紬を着ることにしました!
長襦袢は単衣用を。


1105151.jpg

「胴裏抜き仕立て」っていうのは、着物の背中部分の裏地を付けずに仕立てる事です。
つまり、袖と裾以外、身頃は単衣ってこと。その分、軽くて涼しい。
でも、見た目は、袷です。

この着物は、信州飯田紬の作家、広瀬守良さんの作品。
もう、30年近く前にご縁があってわけて頂いたもの。

今、ちょうど朝の連ドラ「ひまわり」の舞台になってる安曇野でご自分で建てた藍で糸染めから
手掛けて、創作飯田紬を織っておられた作家さんなんですけど、残念なことに一昨年、他界されたんです。

その当時は、織りの産地で個人で作家活動する方はまだめずらしかったし、まして自分で藍甕を
持つなんて!とっても斬新な活動だったんですよ。ずいぶん、雑誌とかにも載ってご活躍でした。

私とほぼ同世代の方だったので、とっても残念です。

私にとってはたった一枚の大切な着物です。

一度、洗い張りしてさらに「藍」の色が冴えた気がします~~~

「藍色」って、春から初夏の色。秋の入り口の色って気がします。
今年は三月、四月に着そびれてしまったので、広瀬さんを偲ぶちょうど良い機会になりました。

絵羽っていうわけでもないのですけど、裾濃になってるのでよい帯を締めると
ちょっぴりよそいき感も出る着物ですね。

飽きもせず、毎年着させてもらってます!良い着物ってこういうのですよね。


1105154.jpg


で、そのちょっぴり、良い帯は。

織楽浅野さんの九寸名古屋帯です。

帯あげは、たまご色の縮緬無地、帯留めは白磁の杉浦佳子さんのもの。
帯締めは絹の水色の4分紐です。



1105153.jpg


このまえ、織楽さんの30周年の記念講演会のときに見つけた「菊模様」

團菊祭に締めたいと、大急ぎでお仕立てしてもらいました~~

白っぽいので、合わせる着物があるかなあ~~と、ちょっと心配でしたが、意外となんにでも
合う帯でした。この写真はめずらしく、出かける前に撮ったんですけど、生地が薄くて
単衣向きの帯ですね。そのせいか、長時間椅子に座ってもたれていると、折りシワがくっきり
ついてしまいました・・・座り方に気をつけねば~~~

来週、昼の部にも行くので、違う着物に合わせてみようかな~~~

元々、菊の模様が好きですけど、こんなきっかけで少しずつ増えるのも楽しいですよね。

あ、帯の後ろに下げてるのも、匹田絞り切れで出来た菊の飾りです。
ちょっと赤い物があってもいいかな~と。

初夏に堂々と、菊模様を身に付けられるのも「團菊祭」のおかげ!
東京の歌舞伎座ができても、2年に一度くらいは大阪でやってもらいたわあ~~~






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コメント

[C309]

昨日の日記でお姿を見て、
どういう着物なんだろ~?と解説を楽しみにしておりました♪
すてきです~☆
団菊祭だから菊の柄はありだし、
音羽屋贔屓の心意気が伝わってきますわ。

絵羽のようで絵羽じゃないお着物は
作家ものだったんですね。

[C310]

心意気、伝わりましたかあ~~うれしいです♪
この着物、二十歳代前半から着てるんですよ。
まだ、ゆるされますよね?!(笑)
着物は帯しだいで、ほんとにながーく着られますねえ~~経済的!
私たちが行った15日はけっこうお着物の方、多かったですよ。
ま、御年配の方中心ですが・・成田屋さん贔屓の方は何人かいらしたけど。
お太鼓に三マスを染めたのとか!
音羽屋さんの方は目につかなかったわあ~~残念。
前から3~5列目の真ん中っていう、めちゃめちゃ良い席だったので、
菊ちゃんの細かい動きもしっかり見られて満足♥
来週、昼の部は、二階なんでオペラグラス持って行きます!

[C312] 5月らしい色合いですね

すみれ庵さま

 ニュアンスに富んだ藍の色なのでしょうね。画像がこれだけ素敵なのですから、本物はさらにすばらしいのだろうと想像します。遠目にはグラデーションのようにも見えて、この季節によいですね。帯もぴたりと決まって、いやもう眼福です~(はあと)。

「藍色」は、「春から初夏の色。秋の入り口の色」……先日のピンク&グレーの結城にもうっとりでしたが、こちらもほんとに、つくづくとよいですね。次に単衣を作るならこんな色、なんてね……憧れます。

 気温も湿度も絶好の日和で、みなさまお揃いで、何よりでした。
  • 2011-05-18 20:20
  • たんぽぽ
  • URL
  • 編集

[C313]

わあ、たんぽぽさん、ありがとうございます。
日本の蓼藍って、絹に染めるとグレーを含むっていうか、意外に地味なんですよね。
なので、帯しだいで年齢不問で着られるんだと思います。
このぶんだと、あと一回くらい洗い張りして、一生着られるかな~~(笑)
この帯、軽くて締め易いですけど、とってもシワになります。(ちょっと、残念)
でも、見て頂けてよかった♪
ハイ!今回はお天気に恵まれましたね。
もう少し、暑かったらこの着物は着てませんもんねえ~~ホント!よかったです。
こんどは、ぜひご一緒してくださいませ。
たんぽぽさんの帯も拝見したいです♪

[C315]

 たくさんの人の眼を楽しませてくれる帯なのに、シワになるとは残念ですね。できあがって、締めてみないとわからないものなのでしょうね。わたしは織楽さんのは紬糸系地味帯2本と金糸混じりのよそゆき1本持っていますが、どれもあまりシワになりません。今まで、どこにでもヘーキで寄りかかっていましたが、デリケートなのもあるなら油断しないようにしないと。

 お話をうかがってうれしかったです。(そして参考になりました。)これからも楽しみに拝見しますね♪
  • 2011-05-19 17:12
  • たんぽぽ
  • URL
  • 編集

[C316]

そですねえ~~
締め心地は悪くないんですけどね・・・
まあ、シワになるから悪いってわけでもないですしね。
そういう素材だと知って、気をつければいいわけですし。
機会があれば、たんぽぽさんがお持ちのような、
ちがうタイプの織楽さん帯も試してみたいです。
あれ?!また、講演会いかなくちゃ~~(笑)

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