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きもの学会 加賀友禅実地研修 ⑦

二日目、

加賀友禅染色団地

加賀友禅関連業者が共同で生産の拠点とするため、昭和45年に建設。

人口の川での友禅流しや、蒸し、湯のしなどを共同で行うことで、作業の効率化や製品の均質化を
図ることで、新たな技術や新製品の開発を目的としているそうです。

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と、いうような説明を、理事長の奥田さんから伺ったあと、実際の作業場へ。


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大型の蒸し器。地染めをした反物を入れて蒸しで色を
                        定着させます。


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           この水は白山の伏流水とか!ぜいたくですね~


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人工の川で友禅流し。

水流で、中埋めにつかった、「糊」(柄の上がうっすら茶色いのは、もち糊が付いているからです)を
洗いおとす工程です。


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下半身を水に漬けながらの作業。
板のうえで、ふやけた糊を生地を傷めないようにそうっとシュロのたわしで落としていきます。

下から、鮮やかな友禅の色が現れます~~染物は濡れている時がもっとも美しい・・・


昔は川でやっていたんですよね~~~
たいへんな重労働です。昔も今も・・・


***

次に、同じ敷地の中の

坂口 幸一 工房へ。

伊勢型紙を使った本格的な型染めの小紋は加賀で唯一とか。

なかでも、二枚の型紙で染める、「二枚白小紋」はたいへん熟練と手間ひまがかかります。
日本工芸会正会員の坂口さんは全国で唯一、この技術を継承しておられます。

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まずは型紙について、お話をうかがいました。
私たちの矢継ぎ早の質問に丁寧に答えてくださいました。
型の細かさ驚嘆!


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                         二枚白小紋の染めを実際にみせていただきました。
                       前の日に一枚目の染めをほどこして、準備してくださってました。

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染料の入った「色糊」を駒ヘラで型紙の上から置いていきます。
染めた一枚目の柄にピタッと合わせなければなりません!
集中と根気のいる作業です~~~


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私たちの相手をしながら、難なく作業をこなす坂口さんです~~


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                          これが完成した小紋です。
                         二色に染められた松がきれい~~~


坂口さんの工房では、同じ技法で型染めの浴衣も作っておられます。
注文でつくられるそうですが、とっても粋でステキでした!


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                           kaga10120122.jpg   

                          坂口さん、ありがとうございました!


この日は、12月とは思えないポカポカ陽気の金沢でした。
太陽の光がまぶしい~~~
午後は羽織を脱いでも暑いくらいでしたよ

つづく~~~(笑)


  

     


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[C99] 知識があるから

すみれ庵さんは「着物検定」などできちんとした知識をお持ちだから、技術についての説明がよく理解できるのでしょうね。
私が行っても、「わかったような、わからないような」で終わってしまいそうです。
私も「着物検定」の勉強、しようかな~。

[C100] 1go1exさま。

お恥ずかしい話ですが、私、芸大の染織科で、染めの方を専攻しておりました。知っててあたりまえ!なんですが、伝統工芸の制作現場はそれぞれのやり方があって奥が深いっ!ほー!、へー!、とどこへ行っても新たな発見があります。っていうか、知らんことばっかりですよ~~(笑)「着物検定」、ぜひトライしてください♪
ハマりますよ~~(笑)

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