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令和元年5月のお江戸旅 その① 日本民芸館→團菊祭五月大歌舞伎へ。

暑い💦ですね~(^^;;
まだ5月ですよね?!
30度超えなんて、ほんとにびっくり!!!
この先、今夏の暑さを想像するとウンザリしますねぇ(。-_-。)
☆☆☆
さて。ちょうど一週間ほど前の、また五月の風が爽やかだった先週末は、お江戸へ行ってました♪

2012年から、5月といえば「ぬぬぬパナパナのぬぬ」展のお手伝いで毎年上京してて、その前後に展覧会を見たり、歌舞伎観たりを楽しんでました。去年から、その東京展もなくなり寂しい限りです。
新緑のケヤキハウスの佇まいが思い出されます。そんなわけで、2年ぶりの五月の東京です♪

今回は、
日本民芸館で開催中の、

『藍染の絞り  片野元彦の仕事』展へ。
意外にも、日本民芸館で片野元彦さんの展覧会を開くのは初めてだそうです。
なので、とても楽しみにしておりました!

藍染絞りの第一人者として著名な片野元彦(1899~1975)さんは、名古屋生まれ。お若い頃は岸田劉生(麗子像でお馴染み!)に師事して洋画家を目指すも、岸田の急逝後には染色を学ぶようになります。
有松・鳴海の絞りを再興するようにと、民芸館創設者の柳宗悦に託され、なんと57歳から藍染絞りの道に専念するようになりました。

以来、76歳で亡くなるまで「絞り染職人」として、天然藍を中心に植物染料を使った絞り染の着物や服地、暖簾や飾布などの生活の中で使用される布の制作に邁進されました。
写真は、「民藝」に載っている片野作品と、ミュージアムショップで買ってきた、絞りの手ぬぐい。

この作品集は、亡くなった翌年に紫紅社から出版されたもの。私の宝物です♪(もちろん、80年代後半に古書店で見つけたものです(^^;;)

伝統的な絞りの技法を踏襲しつつ、それまでに無い大胆な文様を生みだして、それらは「片野絞り」として、現在も継承されています。
天然藍で染められた綿や麻、ウールの布達は、民芸館の空間にマッチして、とても健やかで気持ちの良い場を作り出していました💕

「片野絞り」
その代表的な技法が、折り縫い絞りです。
布の畳みかた、縫い方で実に様々な文様が生まれてきます(°_°)
これは、昨年、トリエさんの「絞り染体験ツアー」で愛知県有松の張正さんへお邪魔した時に、折り縫い絞りの染色後、糸を抜く前の浴衣地を撮らせてもらったもの。
実はこの時、コレと同柄の浴衣地を分けて頂いてます♪もうそろそろ着られますね~^_^

こちらは、数年前にきもの学会の研修旅行で同じく張正さんへお邪魔した時に、分けて頂いた浴衣です。同じく、折り縫い絞りです。張正さんの浴衣地は、科学染料で染めたものです。
縫い止めた所が、解くと蝶々のように見えて愛らしく人気のある絞り方ですよね。
木綿の浴衣地ですが、広えりに仕立てて6月から単衣の着物として楽しんでます。

展覧会では、元彦さんの片腕として当初からそのお仕事を支え、亡くなった後は国画会の作家として生涯、藍染絞りを続けられた、長女の片野かほりさんの作品も合わせて展示されています。(その、かほりさんも確か、去年、お亡くなりになったかと(TT)
日本民芸館に行ったのは、とっても久しぶり。
併設展の民芸館所蔵の陶磁器や布、朝鮮時代の工芸品、近世の遊戯具などなど、楽しくてついつい長居してしまいました(^^;;
6月16日(日)まで。おススメです♪
☆☆☆☆☆
この日のもう一つのお楽しみは、こちら♪

皐月の青い空に映える歌舞伎座で、五月恒例の
『團菊祭』です💕

今年は菊之助さんのご長男が「七代目 尾上丑之助」として本格デビュー💕
次代の音羽屋を担う御曹司ですからね~その晴れ姿を見なくては!!!

公演前には、親子で「徹子の部屋」などのテレビ番組に出演してたので、見られた方も多いのではないかしら?
どちらかというと、奥様のお父様の吉右衛門さんに似てるかなぁ~というお顔立ちです(^^;;

今回は、二階花道側の桟敷席でした。
二階の桟敷は初めてでしたが、歌舞伎座は横長なので、後ろ姿とはいえ花道が近くて、意外と良かったです💕
こちらは、宮崎駿さんから贈られた「祝い幕」

デビューの演目、『絵本牛若丸』が明るいタッチで描かれていて、なかなか楽しい♪

5歳とはいえ、セリフも見得を切るのも、しっかり出来てて、後ろに控える二人のおじいちゃん(菊五郎さんと吉右衛門さんは共に人間国宝)は、丑之助君の一挙手一投足に、目を細めてニヤニヤ・デレデレの様子でした。
その姿を見るのも楽しかったです。
当の丑之助君は、舞台の上で大きなクシャミを一つして、それも笑いと拍手を誘ってました(^^;;なかなかの大物です♪
三月に見た、中村勘太郎くん、従兄弟の寺島眞秀くんと共に、どんな歌舞伎役者に育って行くのでしょうね~共に幸あれ!!!で、ございますね。

表向き、丑之助君のデビューを見に来たのですが、ほんとうのお楽しみは、菊之助さんの『京鹿子娘道成寺』でした!
予てより、女形とその踊りの上手さには定評のある方ですが、数年前には玉三郎さんと『二人娘道成寺』を踊って、それはそれは素晴らしかった!!!(この公演は、シネマ歌舞伎になってます)
今回は、一人で踊る本来の『道成寺』
いやあ~やっぱり美しいわぁ~💕
上手いわぁ💕やっぱり「道成寺」って名作舞踊だわぁ💕と、ただただウットリ(笑)
この公演もぜひ映像に残しといて欲しいです💕
☆☆☆☆☆
さて、この日の着物コーデは、

團菊祭のときは、いつもこの帯からのコーデで、変わり映えしないのですが(^^;;

焦げ茶微塵絣の本塩沢の単衣に、織楽浅野さんの菊花文様の名古屋帯。
ぬぬパナの藍とマリーゴールドを重ねた緑色の
帯揚げに、

彫金の「目出鯛」の帯留めを付けて、
音羽屋の末永いご繁栄を寿ぐコーデでございます💕
團菊祭の夜の部は、他に『鶴寿千歳』
『御所五郎蔵』と、歌舞伎らしい演目が並んで見応えありました!
特に『鶴寿千歳』は、昭和天皇即位の大礼を記念して作られた箏曲の舞踊とかで、舞台上に女性のお箏の奏者がずらっと並んだ姿は、なかなか新鮮でした!!!
「令和の幕開けを豪華顔合わせで寿ぐ團菊祭」と、チラシのコピーにあるように、花形世代から人間国宝他ベテラン世代まで、ほんとに豪華な顔ぶれで、堪能しました💕
☆☆☆
『藍染の絞り』片野元彦の仕事展については→ 日本民芸館HP
團菊祭の公演情報は→
歌舞伎座HPをご覧になって下さいませ。
お江戸旅その②に続きます♪
☆☆☆
追記
昨日、音羽屋さんから来たお知らせ♪
丑之助君のラインスタンプですって~(笑)
似てるんですよ~これが!!!
早速、購入~(o^^o)
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