Latest Entries

『レ・ミゼラブル』千秋楽とコンラッド大阪♪

三連休の日本列島を縦断して超迷惑な台風18号(@_@)は、まだ、北海道 付近に居座っている様子。
これ以上被害が拡大しないように願います~!
そして、
台風一過!晴天~\(^-^)/
とは行かず(^^;、宝塚は曇天です。
そして蒸し暑い(^^;
☆☆☆☆☆
昨日、今日と頑張ってブログ更新デーです!
(でも、日を跨ぎそう(^^;)
三連休前の15日金曜日に、フェスティバルホールに『レ・ミゼラブル2017』大阪公演の千秋楽を観てきました♪

いきなり、後ろ姿ですみません~(^^;

フェスティバルホール正面の大階段の上の「レ・ミゼ」パネルの裏は、こうなってます。
表が光って写らなかったのが残念~~(^^;

パネルの前はお馴染みの、原作者ユゴーの描いたリトル・コゼットの表紙のプログラムと同じ絵柄です♪
今年2017年は、このミュージカルが日本で初演されてから30年ということで、プログラムもその歴史が詰まった分厚い一冊となってます!
私は基本、ミュージカルが苦手(^^;でそんなに色々観てはいないのですが、2012年に公開された映画版の「レ・ミゼラブル」を観て感激♪
2013年に、初めて舞台版の「レ・ミゼラブル」を観てさらに感激♪そして2015年、今回と大阪で公演がある度に観て3回目の観劇となりました。
で、この分厚いプログラムを今日になって、じっくり読んでやっと色々な事がわかりました!
映画版のヒットに伴って、新版の演出になったと思い込んでましたが、舞台版が新しくなったことで、映画が撮られた!と。私が初めて観た2013年の舞台は、新版の演出になっての初めての日本公演だったんですね~(^.^)
この「レ・ミゼ」は日本で初演された1987年当初から全役オープンオーディションで選ばれる方式を採ったとか、当時のスターシステムの東宝では考えられないことを「初!」にやったということが色々あった様です。
今は色々な舞台で、ダブルキャスト、トリプルキャストが当たり前みたいですが、これを採用したのも「レ・ミゼ」が最初とか!
30年の間には実にたくさんの方がこのミュージカルに出演してて、今回のプログラムにはその一覧が!
大河ドラマ「直虎」に出演してた高橋一生さんも、子役時代にガブローシュ役で出演してたんですって!ヘェ~~

千秋楽のキャストはこんなメンバーでした!
因みに、主演のジャン・バルジャンと、ジャベールはトリプルキャストです。
ジャン・バルジャンを演じた、ヤン・ジュンモさんは前回の公演にも出演してましたが、私は今回初めて。韓国の方らしいのですけど、ホントに素晴らしかったです。
彼の神への愛を謳い上げる唄に何度も泣きそうになりました~(´∀`*)
で!
「レ・ミゼ」の千秋楽では恒例になってるらしい、終演後にプリンシパルの皆さんのご挨拶があって、順番にコメントされて最後に主演のヤンさんが、メモを片手にたどたどしい日本語で挨拶されてびっくりしました!
演技中は、全く「おかしなイントネーション」すら感じない完璧に自然な日本語だったので、きっと日本で育った方なのだろうくらいに思ってたので。いやぁ歌手ってすごいんだなぁ~と心底感激しました。
今回は、このヤンさんを観られただけで、大満足でした\(^-^)/
2019年の再演も決定したそうで、またオーディションが始まるようですよ♪
☆☆☆☆☆

カーテンコールの余韻とコーフンを冷ますのと、偵察をかねて(^.^)お向かいのコンラッド大阪の40階のカフェへ。

東京汐留のコンラッド同様、エントランスやエレベーターホールに現代アートが置かれ、ゴージャスでコンテンポラリーな雰囲気を醸し出しておりました!
上の写真の作品は、

名和晃平さんのFu/Rai
なかなかの迫力な作品です!

冷たい紅茶とケーキで一息入れて。
ここの名物メニューは、塗りの棚みたいなのに入ったアフタヌーン・ティーセットなんですけど、この日は売り切れ(T-T)でした~

いや、でもここは、この景色がご馳走でしょう!
足元まで開口の大きな窓からの水都大阪!の都会な景色!大阪湾、遠く明石海峡大橋まで見えましたよ!(たぶん(笑))
なかなかよろしかったです~~\(^-^)/
ここは夜にはバーになるのでしょうが、夜景もきっと良いと思います!
☆☆☆☆☆
もちろんキモノで(^^;
と、いうか選択肢が他にないだけですが(^^;

京都の帯匠の紫絋さんがラオスで制作された草木染めの無地キモノに、

岡重さんの象柄の更紗模様の夏帯を合わせました。フェスティバルホールに、ミュージカルを観に行くような時は、なるべく「和」にならない様にして悪目立ちしない様、心がけます。
この日も何人か若い方がお着物着てはりましたよ♪良いですね~ワードローブの一つとして「キモノ」が入ってる感じですよね!

コンラッド大阪のカフェのスタッフの方に、ステキな帯ですね~♪と褒めて頂き嬉しかったです。象さん人気です(笑)
コンラッド大阪が入るビルには朝日新聞社と香雪美術館の分館があります。
次回は、アフタヌーン・ティーと、香雪美術館も体験しなくては!
☆☆☆☆☆
詳しくは、以下のホームページをご覧ください♪
コンラッド大阪
レ・ミゼラブル2017大阪公演

京都ぶらぶら~色々、見て来ました♪

さて、昨日、小桉会展を拝見した後、ぶらぶら歩いて見た展示会やお店やら展覧会が面白かったので、備忘録として書いておきます~(^-^)v
ます、おなじ京都文化博物館の別館(古いほうの建物)で、「むす美」というブランド名で風呂敷を作ってはる山田繊維株式会社さんが「包むデザイン」展っていうのをやってはって、カラフルで楽しい雰囲気にふら~~っと、入ったのです。
別館1階の広い会場に色々なタイプの風呂敷がたくさん!可愛いわ~売ってるのかしら?!と聞いてみると、すぐ近くにお店がある!との事。
で、行こうとしてたら「今日だけ、お着物の方には、この中からお好きなものを差し上げてますからどうぞ♪」と言われるではありませんか!
え?!💕いいんですか?!(笑)と私が頂いたのがこちら♪

木綿の両面染めの大判の風呂敷\(^-^)/
いや~キモノ着てたら良いことあるわね~と思いつつ、まんまとお店へ。(笑)

ああ~ここ!何度か前を通った事あるわ~
文化博物館からほんの3分ばかり歩いたところに、風呂敷の専門店「むす美」さん。
中に入ると、見覚えのある「ハンカチ」や「風呂敷」が。
そう!私の好きなテキスタイルを作ってはる「ミナ・ペルホネン」の皆川明さんデザインのものがズラリ♪
わぁ~~ここの会社が作ってるのね~と嬉しくなって、ミナのお店にはないオリジナルデザインの物などついつい買ってしまいましたぁ~~(^^;(文化博物館の展示会は16日まで。26日から28日まで代官山ヒルサイドテラスでも開催されるそうです♪)
小さな風呂敷に名前とかも刺繍で入れてもらえるようで、ご一緒したMさんは、お勤め先の外国人の上司の方のお誕生日プレゼントにイニシャル入りのおめでたい柄のお風呂敷を買ってはりました♪

出来上がるまで、お隣のイノダコーヒー(三条店)で休憩とおしゃべり。
イノダコーヒーに入るの、久しぶり~と、ここへ来たら必ず食べてた懐かしの「レモンパイ」♡あ~~全然変わらないこの味!幸せ~~♪
元気をチャージしたので、阪急組の私とMさん、特急で座りたいし、河原町まで歩きましょう♪という事になってぶらぶら開始(笑)

河原町へ来たら、キモノ好きは覗かずにはいられない(^^;えり善さんのショーウインドウ♪
七五三のお着物、超可愛い~♡

この2枚のお写真は、えり善さんのフェイスブックからお借りしております。

「あ!あの奥の黒地の帯、あれ、フェイスブックに紹介してはった「紫絋」さんの帯ちゃう?!」と、ついふらふらと店内へ。
ご親切にウインドウから出して見せて下さいました~~(^^;すみません~~でも、素晴らしく可愛い帯でした!他にも、店内にはオシャレな小紋や帯がたくさん。Mさんとやっぱりえり善さんはステキ♪とほっこり幸せになって、またまた元気をチャージ(笑)
で、阪急に乗ろうと信号渡って高島屋京都店内へ。

そしたら、目の前にこのポスター!
あ♪これ、見たかったの~と、ふらふらと会場へ。
いや~💕Mさんも私も黒柳徹子さん×田川啓二さんのステキ♪ワールドにノックアウトでした~
会場内、女子力全開のキラキラふわふわそして、ゴージャス!!!な和洋古今のステキな物で溢れてました。この展覧会は、うめだ阪急本店にも巡回するらしいので、母を連れてもう一回行こうと思います\(^-^)/
☆☆☆
で、同じグランドホールのお隣のでは、こんな展覧会も開かれておりました。(こちらは入場無料)

このポスターをちょっと前に見た時から面白そう~と思ってたのですが、本当に面白かった(^-^)v

「ぼくらが日本を継いでいく-琳派・若冲・アニメ-」と題されたこの展覧会、日本文化を若者たちに継承してほしい」という思い込めて、細見美術館の館長 細見良行氏の監修のもと、所蔵品の琳派や若冲の日本画と人気マンガ、アニメのキャラクターのコラボ。
この初音ミクはじめ、

火の鳥、アトム、ブラックジャック、りぼんの騎士の王女サファイアや、リラックマ、
その他、私の知らない(^^;人気マンガのキャラクターとが上のように、本科の絵とコラボされて、屏風や掛け軸になって展示されてます。
コラボ作品の横には、元になった作品の複製画も展示。なぜこのキャラクターとこの絵がコラボされているのか?!を考えるのも面白い趣向となってます!
コラボ作品は、すべてこの方の肉筆画!

京都の友禅、日本画の作家さんにはこんな手練れの技を持つ方が居るのね~と感心しました!
どちらも、25日まで、京都高島屋7階グランドホールで開催中です。オススメ♪
「ぼくらが~」のほうは、来年1月に新宿高島屋に巡回するようです♪
☆☆☆☆☆
二つの展覧会で心が満たされたら、今度はお腹が空く(^^;
会場出たら、目の前には全国の「味百選」の美味しそうなものがズラリ♪
また、まんまと美味しそうな食料品を買い込んで阪急電車に乗りました~~(^-^)v
Mさん、お疲れ様。最後までお付き合い頂きありがとうございましたぁ~(^^;
実は金曜日もお出かけしてて、さすがに連チャンは疲れましたが、ステキなものをみるとキモチがあがる!!!
来週も頑張りまーす\(^-^)/

志村ふくみ先生門下、第20回小桉会(おぐらかい)織物展へ。

台風18号が近畿にも接近中です(@_@)
でもだいぶ速度も勢力も衰えている様子ですね。
大した事がない様に願いたいです~(^^;
と、書きながら(^^;
昨日は、雨の中☂️、京都へ。

先日来、ここでもご紹介している紬織りの人間国宝 志村ふくみ先生門下の方々の作品展です。

2年に一度の作品展ですが、残念な事に第20回目の今回で最終会となりました。

会場入り口には、これまでの作品展のご案内状が飾られておりました。
私は、30年ほどまえから毎回拝見させていただいてきたので、懐かしく感慨深かったです。

横浜在住の作家、赤松祐子さんと♡
私の後ろの作品が今回の赤松さんの作品。華やかでステキでした~~(*⁰▿⁰*)
初日という事と(台風が近づいているということ(TT)で、開場直ぐの時間帯でしたがたくさんのお客様で賑わっておりました。
☆☆☆☆☆
朝から本降りの雨でしたが、幸いな事に気温も下がったので、単衣の塩沢お召しに紗の雨コートを着ても、涼しくて快適でした!
これで、いよいよ秋到来だと良いなぁ~(^^;

帯は、赤松祐子さんの赤城の座繰り糸を草木染めして織られた段熨斗目。

キモノが黒地に蚊絣なのでチョイ地味(^^;かなと、先日、東西名匠老舗の会で手に入れた道明さんの冠組「暁紅」でちょっとアクセントを。
うーん(@_@)
もうちょっと、朱の色が抑え気味だったらもっと良かったなぁ~(^^;(ま、いいか~後厄やし~(^^;)

この写真を見てくれてた、お友達が「え?!あの帯締めがコレなの~?!」と驚いてはったので、一応写真載せておきますね~(笑)
これがコレです~(^-^)v
もう少し痩せると、グレーと山吹色がもう少し出るんだけどなぁ~(^^;

お太鼓はこんな感じです~(^-^)v
赤松さんのこの帯、全通でこのグレー、格子、こげ茶の三段に織られてます。
なので、お太鼓を裏返しにして結ぶとタレとお太鼓の山が格子になって、また雰囲気が変わります~(^-^)v
とってもお得~\(^-^)/
今回は、もう少しグレーを多めに出した方が良かったですね~(^^;

帰りかけに、私と小桉会とのご縁を繋いで下さった乾 育子さんと作品の前で記念写真♪
今回の案内状にも載っているお着物の前で。
乾さんの作品は毎回、澄んだ明るい色使いがステキです!~それに、昨年、東京のぬぬパナ展で見て下さった「六寸帯」を面白いと思って、作って下さったそう!
私と乾さんの間に写ってるのが、「六寸帯」です♪縦絣の流れがきれいで、いろんな着物に合わせられそう!
長い間、素晴らしい作品を見せて下さった皆様に感謝~~この会は終わっても、それぞれの皆様の作家活動はまだまだこれからも続きますので、またどちらかで作品を拝見させて頂くのを楽しみにしております。
ありがとうございました!
☆☆☆☆☆
会場内には、12名の作家の皆さんの帯や着物、ショールなどが並んでます。(一部の作品は購入可能ですよ~(^-^)v)
今回も、志村ふくみ先生の作品も賛助出品されています。
本日17日は、午後6時まで。
明日最終日18日は、午後5時まで、
京都文化博物館 5階展示室にて開催中です♪
お見逃しなく~~\(^-^)/




✳︎会場内は撮影禁止ですが、上記のお写真はお二人に許可を頂き掲載させて頂きました。ご了承下さいませ。

勝山健史 織物展「作為の外」と、木漆工芸家 「京の至宝 黒田辰秋展」へ。

また暑さが戻って来てしまいましたね~(^^;
お誘い頂いて、京都岩倉の国立京都国際会館の一室で開かれていた(8~11日まで)京都西陣の勝山織物の五代目勝山健史さんの織物展「作為の外」という個展に出かけて来ました。
夏に戻ったような陽射しでしたけど、宝ケ池を望む緑豊かな風景を背景にしたお部屋で、
勝山さんがこだわり抜いて制作された帯や着物を、ご本人のお話をお聞きしながら、ゆっくりと拝見してきました。

納得のいく織物を作るため、養蚕から染め織りまで一貫して制作する工房を長野県に構え、西陣で代々受け継いだ技術を加えてのモノ創り。
勝山健史さんのお名前は前々からお聞きしておりましたが、まとまった形でたくさんの織物を拝見したのは今回が初めて。多くのキモノファンが魅了される理由が少し理解出来ました♪
会場でのお写真は撮れませんでしたので、どこかに使える画像はないかな~と探していたら、2年前に東京で個展をされた時の事を、女優の中谷美紀さんが書かれているのを見つけました。
こちら→ 中谷美紀オフィシャルブログ
日本美術や工芸品にも造詣が深いと評判の中谷さんの文章で、勝山健史さんの織物がどんなものか、ちょっと解るかしら?!~^_^
でも、やっぱり、着物や帯です。
こればかりは身に付けてみないとわからないのですよね~~(^^;興味深々ですが先立つものが(・・;)
☆☆☆☆☆
京都は最高気温33度の予報(^^;
でも、もう夏着物は着たくない気分でしたので、いつも単衣で一番最初に着るこちらで。

これも西陣の帯匠さんである「紫絋」さんが、
納得のいく絹糸を求めて東南アジア周遊の果てに見つけたラオスで養蚕から染め織りまで手掛けられた「草木染めの絹織物」です。
とっても薄手ですけど、生引きされた絹糸はしなやかでとっても光沢があります。
勝山さんの織物も「あけぼの」という品種の繭を塩蔵、手引きして作られた絹糸を使ってはるそうです。
私は以前に米沢でこの「あけぼの」の糸を使って織られたキモノを頂いたことがあるのですけど、それはそれは着心地の良いものなのです。
なので、勝山さんのお着物もさぞや💕と思うのです~ぜひ着てみた~い(笑)
織物を作っていると、はやり「糸」への探求に向かうのは必然なのでしょうか?!
「紫絋」さんも「勝山健史」さんも、西陣という共通の場所で育まれた美意識にに導かれたモノ創りをされているからこその必然‥…
興味深く、そして頼もしいです~(*^^*)
益々、頑張って頂きたいです!

キモノが無地なので、帯で季節の気配をと、
昭和初期くらいの絽の染めの丸帯だったものに
日本刺繍を足してもらって名古屋帯に仕立て替えたものを合わせてみました。
帯留めはkosodeさんのものに絹の三分紐で。

お太鼓にもタレにもたっぷりと刺繍してもらったので、思いの外(^^;ドレッシーな帯になりました。
なのであんまり出番がありません(^^;
☆☆☆☆☆
その後は、京都駅ビルの伊勢丹の中にある美術館「えき」KYOTOで開催中の木漆工芸家の人間国宝「黒田辰秋 」展へ。

黒田辰秋さんのお名前は知らなくても、祇園の葛きりで有名なお菓子屋さん「鍵善良房」店内の重厚な飾り棚や、京都大学北門前のカフェ(^^;「進々堂」店内のテーブルセットなど、知らずに見ている方も多いはず( ´ ▽ ` )
美術人名辞典には以下の説明文がありました。
ご参考までにコピペしてみました。

木工・漆芸作家。京都生。漆匠の父亀吉に学ぶが、漆芸制作の分業制に疑問を抱き、作家として一貫制作を志した。柳宗悦らの民芸運動に共鳴、昭和2年に上賀茂民芸協団を組織する。刳物・指物などの木工とともに乾漆や螺鈿などの漆芸を駆使して、重厚な独自の作風を確立した。昭和43年には皇居新宮殿調度品を制作している。日本民芸協会会員。日本工芸会理事。人間国宝。昭和57年(1982)歿、77才。







私は京都で工芸科に通う美大生だったので、黒田さんの作品は当時から憧れでしたので、足繁く「進々堂」に通いましたよ~(^^;
実は今回、ひょっとしたら見られるかも?!と期待していたのがこちら♪

黒田辰秋制作の「骨壺」です~(^^;

この作品を依頼したのは、往年の大女優、高峰秀子さん。今でこそ、俳優やタレントが本を書くのは当たり前ですけど、高峰さんは女優としても数々の名作に出演されてますけど、名エッセイストとしてもご活躍だったのです。
この骨壺のことは、昭和54年(1979年)に発行された「いいもの見つけた」という写真エッセイ本の中で紹介されています。
高峰さんは一時、東京の銀座?丸の内?のビルの中の小さなスペースで骨董店を営んでいた事があり(私も一度だけ行った事があります♪学生だったので小さい陶器と銀のイヤリングを買っただけですけど、まだ大切に持ってます~♡)
絵画や美術工芸や身の回りの雑貨や服飾についてもあれこれと、ご自身の好みやお考えのある方なのです。
谷崎潤一郎、志賀直哉、三島由紀夫、藤田嗣治、梅原龍三郎などとの交流があり、
子供時代から銀幕のスターという特殊な環境で育った方の書くエッセイはとっても面白くて、私も大ファンで、出る本は毎回楽しみに読んでいました。
中でも、この本や「瓶の中」という写真と文章が一緒になった二冊は、もう全体に変色しちゃってますけど(^^;大切に置いてあります。
今、読み返しても面白い!
(最近、養女になった方が高峰さんの本を復刻再編集して出版されているみたいです)
話を「骨壺」に戻すと、
これは、高峰さんが50歳になり子供がいない自分たち夫婦のいく末を考えた時に、いつも「先に逝く」と言っている亭主(脚本家の松山善三さん)の落ち着き先をキチンとしたいと思い立ち、暗く冷たい墓地に埋めるのも嫌だし、せめて一欠片なりと常時、自分のそばに置いておきたい。けど、日頃愛用の李朝の小壺じゃ、低血圧の松山さんがさぞ寒かろうと、考えた末、駆け込んだのがの黒田辰秋さんの工房だった。と、書いてあります。
かくして、2年後、高さ直径共に8センチで品の良い「茶入れ」みたいな「骨壺」が出来てきたそう~蓋に象嵌された桜の花びらは、「人間、いつかは散る命」の意味。
なんというシャレた事をする人なの~💕と、
私の中で黒田辰秋の名は、単なる人間国宝の漆芸家ではなくなったのであります♪
残念ながら、高峰さんも松山さんもお亡くなりになり、(しかも、お二人の思惑とは違い、一歳年上の高峰さんの方が先に亡くなった( ; ; ))この骨壺がその後どうなったのか、ひょっとしたら?!、展示されているかも?!なーんてね。
でも、ポスターに有るような「捻じり」の形のお得意の茶器や華やかな螺鈿象嵌を施したものなど、たくさん類似の作品が見られて満足♪でした!黒澤明さんのために作られた「王様の椅子」も素晴らしかったです~\(^-^)/

で、こちらの螺鈿象嵌を施したお盆と、帯留めは、私が愛用している黒田さんのお弟子さんで只今もご活躍されている小島雄四郎さんの作品です。
毎年、うめだ阪急本店での個展でステキな作品も拝見できますが、この展覧会場のアートショップにもステキな小島さんの作品が、いくつか並んでおりましたよ!
お見逃しなく~~♪
あ!右の朱漆の捻り花の帯留めは、私の芸大時代の先輩の木漆工芸家、片山晴比古さんのものです。「使い込んだら下地の黒漆が出てきて、ええ味になるよ~♪」と言われて毎年使う度にナデナデしてますけど(^^;、まだ出てきてません~(笑)
お二人とも関西でご活躍されてます。
お名前、覚えておいてくださいませね~~(^-^)v
日本の至宝ともいえる、染織工芸も木漆工芸も現在も受け継がれ、作り続けられていることに感動した日曜日でございました。
「京の至宝 黒田辰秋 展」は10月9日まで。






毎年のことですけど、キモノ・ハイシーズンは
展覧会、展示会シーズンでもあります。怒涛のお出かけが続く予定(^^;
たのしみ~~(^-^)v

『第75回 東西名匠老舗の会』高島屋大阪店へ。


昨日は、高島屋大阪店で開催中(11日まで)の
『東西名匠老舗の会』へ行って来ました!
この名の通り、京都と東京の和洋の工芸品や染織、服飾工芸品を扱う老舗38店舗の商品が一同に見られる楽しい会です。
毎年、楽しみに伺ってますo(^-^)o
☆☆☆☆☆
昨日は、雨予報☂️で、実際出かける時にはパラパラと雨。なので、気温も高くて蒸し蒸し^^;
数日前は涼しくて、夏物は着られないなぁ~と単衣を出したりしてたんですが(・・;)

また、こちらの絽紬の夏キモノで^^;
でも、透けないように緑色に染めた紋紗の長襦袢をあわせてみました。

帯も櫛織りの名古屋帯(とっても薄手ですけど、一応袷の帯です。生地としては単衣頃に良いかなぁ~と思います)に替えてみました。
合わせた帯揚げは、ポリエステルのシワ加工したスカーフ。帯留めは杉浦佳子さんの金彩の陶、帯締めは綿の真田紐です。

お太鼓はこんな感じで、
写真では分かりにくいんですけど、辛子色の濃淡と白が段になっています。
この帯は、親しくさせて頂いてたお着物友達の形見分けで頂いたもの。実は十年ほど前のむら田さんの帯。よくお買い物も同行させてもらってたので、みてもらおうと思って、締めていきました。
最近は櫛織りの九寸帯もあんまり見かけないので懐かしがっておられました。

そうそう!
この日はむら田さん尽くしコーデ♪
合わせたトートバッグも、むら田コレクションのインド更紗から仕立てたもの。
更紗模様の辛子色も緑もキモノと帯の色にピッタリでなかなかよろしと満足(^-^)v
☆☆☆☆☆
いつもお邪魔している京都のお店の商品もこの会のために制作されたものとかあって、毎回見応え充分に楽しませてもらってます。
キモノ関連のお店だけでも15店!
扱ってはるキモノや帯にそのお店ならではの個性があって面白いです。
キモノ好きさんは、必見ですよ~♪

今年のお買い物は、こちら♪
道明さんの冠組の「暁紅(ぎょうこう)」
写真では、赤と黒の2色しか見えてませんが^^;
黒からグレー、赤から辛子色、そこからアイボリーと5色に染め分けられた凝った帯締めなんです。前々から欲しい~♪と思ってたものなので、有って良かった!

ご一緒して下さったNさんと、ゆっくりランチとお茶も楽しんで、帰りには阪急百貨店のきもの売場で開催中のkosodeさん、トリエさんの秋物新作展(12日まで)も覗いて来ました。秋一番に着たいようなオシャレな薄手の羽織りものがたくさん出ておりました~(*´∇`*)
同じコーナーに、ツバキ庵さんのレースの商品もたくさん並んでましたよ♪
☆☆☆☆☆

たっぷり一日楽しんで帰ったら、8ちゃんが行く手を阻んで邪魔します~^^;が、それもカワイイ~~( ´ ▽ ` )
『東西名匠老舗の会』は11日まで♪
お見逃しなく~♪








Appendix

kimono lesson すみれ庵

楽しく、着物生活はじめませんか?
阪急宝塚南口駅前です。

ホームページはこちら
お問い合わせ・お申込み、
お待ちしています。

下記のメール・フォームからもどうぞ!
非公開ですのでご安心ください。

プロフィール

すみれ庵

Author:すみれ庵
子供の時からキモノが大好き。
着る楽しみを、みなさんにお伝えできたらうれしいです♪
キモノから見える、あれこれも。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

検索フォーム