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南座顔見世大歌舞伎(高麗屋三代襲名披露公演)の初日へ。


11月1日の京都南座です💕
この日は、南座発祥400年と、改装新開場と、顔見世大歌舞伎の初日でした~(*^o^*)
私は夜の部に行ったので、すでに南座前は朝からのセレモニー(一番太鼓の披露など♪)たくさんの人でいっぱいでした~^_^

開場と同時に中へ♪
先ずは、二階へ上がって新しくなった姿を写真に収めました!

高知県の呉服店「ごふく美馬」さんから贈られた祝い幕。
高麗屋三代を象徴する「等伯の松」と「紋」を配した柔らかで清々しい感じのステキな幕でした~南座のクラッシックな雰囲気にもとても合ってました。

内装は、全て一新されてて、
前の雰囲気は残しながらも、照明も当然明るくなって、全体にスッキリ整った印象です。
でも総面積は変わらないので(^^;、新設したエレベーターなどで、ロビー部分が狭くなった感じでした~(^^;

今回の顔見世は、高麗屋三代揃っての披露公演がお楽しみ♪
で、なんと言っても話題は「新 染五郎」君です。売店には、この公演に合わせた?!かのように発売された初著書(もちろん、インタビュー本ね(^^;)サイン入りで並んでて、迷わずゲット(笑)

正面入り口入ってすぐの照明。
前がどんなだったか忘れてますが(^^;、
スッキリ綺麗になりました!

 一階奥のロビーには、南座顔見世の風物詩の、ご贔屓さんから役者さんに贈られた「竹馬」がズラリと並んで壮観です~(*^o^*)

私の席は、花道の真横でした!
お衣装に触れるくらいでドキドキ~(笑)
座席も、もちろん新しくなって座り心地は良くなりました。ほんの少し、前の席との間隔が広くなった?!かな?!(^^;

今月の番付の表紙は、中島千波さんの「菊花競艶」。上に載ってるのは、南座での襲名披露を記念して作られたアイシングクッキーです♪
食べられないんだけどー(^^;買ってしまった!

で、こちらも公演に合わせるかのように発売中の「婦人画報12月号」の染五郎君表紙の特別版♪
夏に歌舞伎座で見た時より更に美少年ぶりがアップしておりましたよ~(笑)
初日なのに、襲名口上も、お父さんお祖父さんと並んで堂々と立派でした!頼もしいです!
夜の部の三代揃っての「勧進帳」は長い歌舞伎の歴史でも始めての上演とか!
初々しい「義経」は必見です💕
ぜひ、この時期ならではの美少年ぶり、「シネマ歌舞伎」に残しといて欲しいです~╰(*´︶`*)╯♡

終演後、急いで撮ってもらいました~(^^;
シワシワご容赦~(>_<)

初日の証拠写真(^^;も、ほかの見知らぬお客様たちと撮り合いっこして写してもらいました~(笑)
この日は、ほんとにお着物姿の人が多かったです💕男性も多かったし、華やかな訪問着姿の方が目に付きました♪
桟敷き席には、可愛い舞妓さんも何人か居ましたしね~初日の華やぎに満ちてて、とても良かったです~(*^o^*)

終演後の夜の南座です。
三年余り閉じてたので、やっと改装新開場して四条の華やぎも戻りましたね!
☆☆☆☆☆
この日のコーデ。
ムスメの振り袖を誂えた時に便乗して(^^;
つくってもらった柳 崇さんの賤機織りの段熨斗目の着物です。

なんとなく着そびれていて(^^;この日が初おろしでした~♪
今回の南座には海老蔵君は出ていませんけど(^^;、合わせた帯は、海老蔵君のお母様監修のお着物ブランド「茶屋ごろも」の宝尽くし模様の名古屋帯です。

帯締めは、道明の金絡みの冠組、帯揚げも白縮緬地に金の霰紋でおめでたくしてみました♪

名古屋帯なので、ちょっと軽い感じになりましたけど、まぁまぁ合ってるかな~と。
顔見世はとにかく長いので、ラクちんなのが一番ですしね~(^^;

11月に入りましたし、コート類は必携です。
こちらは、西陣お召し地を単衣の道中着に仕立てたものです。
無地みたいに見えてますが、大きく市松に織り地が変化してます。キモノにするには地味かなぁと、コートにしたのですがとっても軽い着心地で重宝しそうです。
こちらも、初おろし(^^;
自分なりに新開場、襲名披露公演に合わせたコーデになったかな?!と、まんぞく~(笑)
☆☆☆
南座顔見世の襲名披露公演は、11月25日まで♪
そして、新開場を記念して22年ぶりに12月も顔見世大歌舞伎がありますよ~(*^o^*)
まねきが上がった南座を2ヶ月連続してみられるのは良いものですよね!

秋晴れの京都へ②~『華ひらく皇室文化』京都文化博物館


前回記事から、またまた間が開いてしまいました~^_^;
続きです。
『有職造花 雲上流』の展覧会を拝見したあとは、地下鉄に乗って烏丸御池へ。
京都文化博物館で開催中の「華ひらく 皇室文化」ー明治宮廷を彩る技と美ー展へ行ってきました。(11月25日まで開催中)

この展覧会は、今年が明治150年になるのを記念して、4月開催の徳川美術館を皮切りに、全国5カ所で開催されています。
その、3カ所目が京都文化博物館です。
実はこの図録は、たぶん徳川美術館で開かれた時のものかと思います。買ったのは京都の国立近代美術館に5月に行った時に見つけたものだからです。(中身は同じだと思いますが、京都展で販売していた図録と表紙が違うのです^_^;)

なんで、この図録を展覧会前に買ったかと言いますと、この展覧会の名誉委員長の三笠宮家の彬子女王さまの巻頭の「明治宮廷の華ー女性皇族の衣装の変遷と三笠宮妃殿下の昔語りー」と題した論文がとっても面白かったからです♪
皇室の中におられる方だからこそある意味書けた明治から現代までの女性皇族の衣装のことが写真付きで解説されていて、貴重な服飾文化史となってます!
残念ながら、京都展にはこの図録の表紙になっている明治天皇妃の昭憲皇太后御所用の大礼服(マントー・ド・クール)は展示されておりませんが、明治45年の新年拝賀に着用された全て国産のドレスだそう♪
この長く裾を引くスタイルは、明治20年に昭憲皇太后が洋服の着用を奨励する「思召書」出された時には、すでにヨーロッパでは廃れていたそうなのですが、古来宮廷の女性たちが身につけてきた十二単の裳の形に似ていて受け入れ易かったのではないかと考えられると彬子さまは書いておられます。
なるほど~!
トレーン=裳!
他にも、戦中戦後の皇室内の衣服の変遷もなかなか伺い知れない興味深いものでした!
図録とはいえ青幻舎から、一般図書として発売されているので、ご興味のある方はぜひご一読下さいませ~♪

この展覧会、各会場でかなり出展内容が違うのかもしれません^_^;
こちらは、2002年にやはり京都文化博物館で開かれた日本画家であり風俗研究家でもあった吉川観方のコレクション展の図録なんですが、

この中に載っている、この「禁中御産屏風」が出展されておりました!(でも、図録には載ってないのです)この胡粉に一部雲母をまじえて白一色で、鶴、亀、松、竹を描いた「白絵屏風」とも呼ばれる屏風は、天皇家や公家、高級武家における出産の際に産所に立て回されたもの。
穢れを嫌う産所では、屏風に限らず桶、棚などの調度や装束にも白が採用され、その性質上、使用される度に新調されるので残存しにくく、この屏風が現存する唯一の遺例品だそう。
因みにこれは、孝明天皇(1831~1866)の出産に用いられた屏風です。(それがどうして、観方の元に来たのか?!も知りたいところです!)
2002年を展覧会の時に、この屏風をみて強く印象に残っていたので、16年ぶりにまた見られて感激でした♪
京都展ならではの、染織関連の展示も興味深かったですが、晩餐会で使われた食器類が当時のメニューと共に展示されていたのも面白かったです。今の私達の目から見ると古い文物なのですが、展覧会場では必死に西洋文化を取り入れて変化する若い国ニッポン!って感じのエネルギーを感じました!
京都展の後は、来年3月に「泉屋博古館分館」と「学習院大学史料館」に巡回しますよ♪
お近くの方はぜひ~おススメです。

こちらは、美術雑誌の「芸術新潮」7月号。
今年は明治150年の記念の年でもあるし、今上天皇も来年御退位されるという事もあって、皇室文化に関心が集まっているのでしょうね。
正倉院展も始まりましたし、今年の秋はぜひ皇室関連の展覧会をご覧になってはいかがでしょうか♪
☆☆☆☆☆
この日は終日良いお天気で、歩くと汗ばむくらい^_^;
なので、かなり地厚で^_^;袷では着にくかった着物を、今年になって単衣に仕立て直した西陣お召(黒の吉野格子)に、

あ!8ちゃんが^_^;

 冨田 潤さんの八寸名古屋帯で。

お太鼓、いい感じ^_^;に歪んでます~^_^

昨年の最後の小桉会展(志村ふくみさんのお弟子さん達の展示会)で出合った築添純子さんの手紡木綿を草木染めしたストールを合わせて。
冨田さんの帯は、草木染めではありませんが色がぴったりで、びっくりでした!
☆☆☆
この後、歩いて三条のギャラリーなかむらさんで、京都芸大の後輩で、デンマーク在住の高田有子さんの作品展を拝見したり、

こちらも、軽やかな印象ですが超絶細かい作業の造形作品でした~(°_°)「有職造花」に通じる日本人の感性を感じてしまいました!

たっぷりと暮れてから^_^;阪急電車に乗るために、四条の高島屋へ戻りましたら一階正面には、京呉服の千總とy'sのコラボ着物が展示されておりました!
我ながら、よく歩いてたくさん良きものを拝見出来た充実の日曜日でございました(*^◯^*)
大満足~(笑)

秋晴れの京都へ①~『有職造花 雲上流展』国際交流会館和風別館


21日の秋晴れの京都です♪
こちらは、蹴上にある国際交流会館。

この中に、和風別館があります。

あいにく、お庭が改修中でしたが、
いくつかのお座敷のある文字通りの純和風建築の会場で、

『有職造花の秀逸  雲上流展』が二日間だけ開かれました♪
有職造花?!って、何?!と、思われる方に、
ちょうど「婦人画報」のFB版の記事でこの展覧会の事を紹介されてましたので、転載させて頂きます~^_^;
☆☆☆☆☆
【雲上流十三世 最初にして二度とない作品展 有職造花の秀逸「雲上流」展】
手染めの絹を和紙で裏打ちし、花弁や葉の形に切り、一枚一枚丁寧にコテをあてて立体感や表情を出す。
それらをパーツとして組み合わせ、美しい花や枝に仕上げる有職造花は、端午の節句の薬玉や重陽の節句の茱萸袋(ぐみぶくろ)など、平安時代の宮中で用いられ、また寺社の荘厳や結納飾りにも使われる飾り花です。
手作りに徹し、気が遠くなるほど細かく、手間暇のかかるこの有職造花を代々受け継いできたのが「雲上流造花」。
その十三世、村岡登志一さんの作品を集めた「有職造花の秀逸 『雲上流』展」が、10月20日、21日の2日間、京都市国際交流会館で開催されます。村岡さんは、江戸時代の雲上流の開祖華林伊右衛門の唯一無二の伝承者として、「どんな仕事も手抜きをするな」という父の教えを守り、89歳の今も京都御苑の近くでひたむきに仕事を続けています。
清らかで美しく、本物の花に劣らぬ生命力と、造花ならではの華やかさを感じさせる村岡さんの作品は、一般にも見られるものとしては、雛飾りの桜橘がありますが、それは京都の職人が作る最高級の雛人形に限られており、村岡さんの貴重な手仕事そのものも、後継者がなく、本物の技の行く末が危惧されています。今回の展覧会は、雲上流最後の伝承者村岡さんの、丹精を尽くした造花が披露される「最初にして二度とない」作品展。
端午の真の薬玉や菖蒲兜一式をはじめ、正月の蓬莱飾り、三月の桜橘曲水花飾り、七月の梶葉飾り、九月の茱萸袋など、大小約30点が展観されます。奢ることなく無二の技を極めてきた村岡さんの「花」をぜひご覧ください。
会期:10月20日(土)~21日(日) 11時~18時(入館は17時30分まで)
会場:京都市国際交流会館和風別館 左京区粟田口鳥居町2-1
入場料:無料

というわけで、我が家にある雛人形に付属^_^;している「桜橘」とは一線を画す「桜橘」がこちら。

肉厚の橘の葉っぱ、ツヤツヤした実。
そして、白いお花まで!

桜もこの通り♪
リアルかつありえない愛らしさです~💕

こちらは端午の節句飾りです。

菖蒲と柏の葉っぱの兜!
兜の頭の部分は、紅白の皐月です。

柏餅^_^

粽~です!

そして、今回の展覧会の仕掛け人のお一人でもある大阪谷町のギャラリー14th moonの伊部さんが、居合わせた私達に解説して下さったのが「薬玉」について。

こちらが、元々の「薬玉」の「真」のかたち。
御帳台や、几帳などに吊るして厄除けとしたもの。なので、背面は平らです。そして、真ん中に柏の葉に囲まれた「丸い玉」が本来「薬玉」の部分。この中には、蓬や茴香など薬効があって香りの良い植物を入れるそうです。
これを吊しておくのは、端午の節句から重陽まで。なので、「薬玉」の周りの花は紅白のサツキと決まっており、菖蒲の葉、梶の葉などが添えられます。

長い期間、飾っておくため、いつまでも「サツキ」の花では風情がないということで、「薬玉」の周りを様々な花で飾る「行」のかたちが生まれます。

そして、この節句飾りが下々に広がってくると、この私達の良く知っている「草」のかたちの「薬玉」になり、本来真ん中にあった「薬玉」は、球形の花の造花の中に入ってしまいます。お花も、華やかに何でもありな感じでぎっしりです~(笑)いわゆる「薬玉文様」として愛らしいお嬢ちゃん向けの着物や帯の柄になっているのが、このかたちの「薬玉」です♪
いずれも五色の紐を垂らすのが決まりですね!
面白いですね~(*⁰▿⁰*)
そうそう!おめでとう🎊のコレや、運動会の「くす玉」もルーツはこの「草」の薬玉だったんですね~^_^

「薬玉」の足元には、お家元が記された「薬玉の記」。そもそも、「薬玉とは?!」という延喜式に書かれた一文を紹介されておりました。

そして、重陽から次の端午までは、このような「茱萸袋(ぐみふくろ)」を飾るのです。やはり袋の中には、薬効のある植物を入れるそうです。
京都のお香屋さんに行くと、このかたちのお香袋を売ってますが、この飾りがルーツなんですね~(o^^o)

軒の深い縁側から室内に木漏れ日が差して良い感じです。

日本家屋の陰影があってこその、「有職造花」かなぁとも思いました。

現在では、この檜扇を手にされるのは、皇族の妃殿下方のみですね~^_^;

はこの扇に飾られたのは、「袙 (あこめ)」です。
手に持つ時は、扇を畳んでこの袙の紐を巻いてますね~^_^
お雛様は、こういう風に開いて持ってはりますけどね~^_^;
<10月29日追記>
本日、高円宮家の三女の絢子さまがご結婚されました♪失礼ながらニュース映像に、この檜扇をお持ちになったお姿を拝見したので画像を追加で添付しますね♪

手にお持ちなる時は、袙から下がった紐を扇にしっかりと巻かれるんですね!

お垂髪と小袿(ですよね?)スタイルも返って現代的なような・・・
ほんとに笑顔が素晴らしいお二人ですね~♪
どうぞお幸せに!

「玉の井台」と題された「松竹梅」の造花。
御結納飾りでしょうか?!

梅をアップで見てみると、なんと糸の束!
指の先ほどの梅の花が一つ一つ糸の束をまぁるく可愛らしくシベまで付いて^_^;作られてます。下の松も、ピンと立った松の葉は無数の糸を束ねて形作られておりました!(o_o)

会場の一隅に、村岡さんの制作風景のお写真とお道具が飾られておりましたが、いったいどれほどの時間がかかるのでしょうか~(o_o)

「島台」
こちらも、御結納の飾りでしょうか?!
老舗旅館などのお正月の室礼として飾られてる写真を拝見したことありますけど、そういう使われ方もされてるようですね。
この松の葉!ピンと固そうな葉なのですが、全て絹糸の束で出来てます。梅や松や桜の幹は本物の木を上手く使っておられました~^_^
作り物なんだけど、本物以上の迫力と、本物を超える造花ならではの愛らしい魅力がありました!!!
伊部さんのお話に依ると、
ネット上には、「有職造花」で検索すると色々な方が作ってるものが出てくるそうですが、本物の「雲上流の有職造花」はこちらだけと!
唯一無二と紹介された所以です!!!
最初に紹介文の中で書かれていたように、89歳の現在も日々、制作に励んでおられるそうですが、ご子孫に後継者はいらっしゃらないそう~(TT)
何とかこの雅で愛らしい「有職造花」を残してもらいたいですが・・・^_^;
なかなか、私達の暮らしに取り入れるのは難しいですが、こういうものを、愛でる気持ちは育みたいものです。(どんどんハロウィンとかに負けてる日本の秋ですが(TT))
☆☆☆
この後は、
混み合う地下鉄で移動して、京都文化博物館へ。別記事に続きまーす♪

トリエさん主催 「雪花絞りの染め体験ツアー♪」 愛知県有松へ。

少しずつ秋も深まってきましたね~♪
ようやく穏やかに晴れた14日の日曜日に、
こちらへ、お邪魔して来ました♪

お着物の事を少しご存知の方なら聞いたことのある地名かと思いますが、日本の絞り染めの産地の一つである、愛知県の「有松」です。
有松絞りといえば、ここ「張正(はりしょう)」さんの「雪花絞り」が有名ですよね♪
その雪花絞りを自分で体験出来る!ツアーを
アトリエ トリエの寺本さんか企画して下さいました~(^o^)
             ⬇︎
 アトリエ トリエ HP
題して(^^;;、
わがままトリエット2018 雪花絞り聖地ツアー
この、ツアーの告知があったのは、7月です。
私は、トリエさんがFBに記事を上げられて、すぐにお友達の分も予約!(こういう決断は早い私、自分を褒めよう(笑)
そしたら、翌日くらいに満席に~(°_°)
そりゃそうです~素人に染め体験させるのって準備が大変なんですよ~(^^;
だから滅多に無いんです!
こんな機会は!
この日の10人の参加者は二班に別れて、体験開始です♪(前日は、なんと18人が参加されたそう~(^^;; 北海道から参加もいらしたそう!)

雪花絞りというのは、「板締め絞り」です。
布を板の間に挟んで、ある法則に従って浸し染めして色分け染めする技法です。
まずは、「雪花絞りはどう染めると、どうなるか」のレクチャーをたくさんある見本から説明して頂き、

私は、正三角形の形から出来る文様を選んだので、板締め用の杉の正三角形をもらって、

布幅を四等分して屏風たたみした手ぬぐい用の木綿布(長さは100センチ)を、写真の様に正三角形になる様に、きっちりアイロンをかけながら、これまた屏風たたみに畳んでいきます。

そして、あらかじめ綺麗にカットされて、締める為の紐と小さな釘もついた正三角形の板に挟んで、クルクル巻いて締めていきます。

そして、いよいよ染め場へ。
こちらでも、あらかじめ溶いて適温に温められた染液(スレンという酸化還元反応染料です)も、濃い青、ミントグリーン、黄色、ピンクの4色用意して下さってました!

はじめに考えた色の組み合わせに従って、各自、張正の鵜飼さんのご指導のもと染めていきます。
染めるというより、「浸す」という感覚かな~でも、この時の浸す時間とか角度とかで、同じ板で挟んで同じ色で染めてても、全く違った模様になるのが雪花絞りの面白いところです!


そして、この染料の「濃い青」は特に、藍染のように酸化しながら発色していくので、水の中に入れた直後はこんな渋い黄色です。
それが水の中の酸素で、青く変わっていきます~奥に見えてるのが、先に染めた私の染め布。酸化して、青くなってるのがわかりますか?

で、出来上がったのがこちら♪
左はご一緒したお友達のNさんの、右のが私のです。水洗い直後は、黄色だったところも綺麗な青に発色してるでしょ?!
あ、Nさんが使った板は「直角三角形」です♪
☆☆☆
染めた布を乾かしてもらってる間に、有松の街をゆるゆるお散歩したり、

豪華なお弁当頂いたりしながら、

わいわい、ほかの参加者の皆さんとおしゃべりを楽しんで、有松の絞り会館などもお訪ねしたり、ゆっくり散策して、

張正さんに戻ると、ガレージに後から染められた方達の「雪花絞りの手ぬぐい」が干されておりました~いや~カラフル♪
それぞれ可愛く出来ましたねえ~(o^^o)

そして、この後のもう一つのお楽しみは、わがままトリエットの本領発揮で、好みの生地、色を選んで、浴衣や帯の受注会~(*≧∀≦*)

うふふ~な楽しい時間でございましたよ!
私は、雪花絞りの名古屋帯を作って頂く事にしました~オトナ色のカッコいい系の帯になるはず!超楽しみです~(o^^o)
☆☆☆
張正さんの染めのラインナップは、雪花絞りだけではなく、この「折り縫い絞り」というものもあります。

こちらは、一反を縦に八等分して屏風たたみして、白く見える所を、縫い留めて絞り染めしてもの。

私が以前から、ちょくちょく着ているこの着物も同じ技法で染められもの。
こちらは、5年前に日本きもの学会の有松産地研修に参加した折、有志で張正さんをお訪ねした時に分けて頂いたもの。
(現在は、6月の絞り祭りの時以外はお店は閉店されているそうです(^^;;)
こちらも木綿なんですが、生地も違うので発色も違う印象ですね~^_^
そこが一反一反、手で絞り、手で染める絞り染めならではです♪

こちらは、、麻の葉模様に手回しミシンで縫い締めた反物。染めたあと解くのもまた大変手間がかかるとの事で、解く作業の途中のものです。でも、これを見ると模様の出来方が良くわかりますよね~♪
☆☆☆

 
最後に、乾かしてアイロンかけまでして下さった各自の手ぬぐいと、こんな可愛い豆絞りで作ったストラップまでお土産に頂戴しました!

最後に、アトリエ トリエ主宰の寺本さん、張正の鵜飼さんご夫妻と一緒に、出来上がった「雪花絞り手ぬぐい」を持って、皆さんで記念撮影して頂きました!
ほんとに、貴重で楽しい時間をありがとうございました♪
そして~♪
最後の最後に(笑)

見て見て~(*≧∀≦*)
トリエさんの新作浴衣です~💕
まだ題名はきいてませんが(^^;;「トリエのニャン」です。私が、今付けました(笑)
三浦絞りと、一目絞り、そしてネコの中は手差しで染めた凝ったもの。
これから三毛ネコさんとかも染める予定だそうです~(°_°)手間がかかるぅ~けど、可愛いでしょうね!
残念ながら、ウチの8ちゃんの「ハチワレ」までは出来ないそうです~ま、そりゃそうよね(笑)
うーむ。
もうちょっと若かったら即買いしてるわ~(*≧∀≦*)超可愛い💕
ネコ好き&着物好きな皆さま、トリエさんの新作浴衣は見逃せませんよ~(笑)
☆☆☆☆☆
昨日、5年前に有松に行った時のことを思い出すために、ご一緒した着物カンタービレさんのブログを探してみました!ありましたあ~^_^
すご~く、詳しく!
なんと、「その11」まで記事書いてはります!すごいぞ朝香さん!しかし、あの頃と今も並々ならぬ染織愛は変わらずです!
素晴らしい~╰(*´︶`*)╯♡
          ⬇︎
着物カンタービレ「日本きもの学会産地研修 有松絞りを巡る旅 まとめリンク」
後半に、張正さんも三回に渡って紹介されてますよ。ぜひぜひご一読下さいませ。
とっても勉強になります~(o^^o)
☆☆☆
蛇足ですけど(^^;;、一応、私の着物コーデも。

この日、名古屋も晴れて最高気温が24度という予報。なので、上から割烹着着て作業しても暑く無いように、あえて単衣です。
格子柄の縞大島の単衣着物に、

有松で染められたものかどうかはわかりませんが、紬地に巻き上げ絞りと縫い絞りで、「波うさぎ」を絞って染めた名古屋帯を合わせました。

お太鼓は、こんな感じです。



日中は暑くても、日が落ちるとぐっと冷えるので、羽織りものは必携です。
だいぶ前に頂いたトリエさんの、ニットレースの羽織りは、ほんとにカーディガンのように脱ぎ着が出来て、

春秋の、1日の寒暖差が大きいときにはとっても重宝しています。
このトリエさんの羽織りは、背縫いが無いので
下の着物や帯が透けても、あんまり目に煩くないのも好きなところです。
とはいえ、もう間もなくこの羽織りのシーズンも終わりそうですね~
☆☆☆
そして、蛇足の蛇足ですけど(^^;;
2013に、朝香さん達と日本きもの学会の有松絞り研修ツアーに出かけた時の私のブログです。
「その1」だけ書いて、そのまま(^^;;
しかも、着て行った着物のコーデのみ(^^;;
でも、この時も「有松絞り」のコーデなのです。
昔から「絞り染め」が大好き💕なんですよね~(^^;;良かったら、見てやって下さいませ。
⬇︎
2013「有松絞り研修ツアー」のブログ

えり善さん、秋の展示会へ(名勝 渉成園−枳殻邸–)のち、うめだ阪急プレイキモノ2018

台風の影響らしいですが、10月というのに暑いですね~(°_°)
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?!
早朝まで雨が降って、やはり蒸し暑かった昨日は、お誘い頂いて京都の呉服店「えり善」さんの秋の展示会にお邪魔してきました♪

会場は、東本願寺の飛地境内地である渉成園です。こちらの庭園の歴史や見所は下のHPをご覧いただきたいですが(^^;
皆様には、別名?!愛称?!の「枳殻邸−きこくてい」の方が耳馴染みがあるかと思います。
でも私も、この枳殻亭の枳殻が、庭園の周囲に植えられた「からたち」の生垣を意味するとは全く知りませんでした!
勉強になります~(^o^)
名勝 渉成園−枳殻邸−    ←HP
渉成園は、約1万600坪の敷地に、大小二つの池と数棟の茶室、持仏堂、書院群などの建物からなる(°_°)、とっても大きな本願寺の別邸です。

その、たくさんある建物の中の、「ろう風亭」→門がまえに良という字が出て来ません(^^;;
という大きな建物が会場でした。
こちらは、その大玄関に飾られたお振り袖です。この建物にも負けない風格のある大振り袖ですね~💕さすがです~(^o^)

お庭には、「印月池(いんげつち)」という大きな池があります。この池の周りを回遊するように、茶室や書院などの建物、築山や橋などがあって、見所満載の庭園でした。
京都駅からも近いので、あの京都タワーも見えてますね(^^;;
今回の展示会は、この秋冬の新作展なんですけど、もう一つのテーマは「琳派百図」
琳派の絵画などを元にした素晴らしいお着物や帯やコートなどなど、たくさん拝見させていただきました!
あ~眼福╰(*´︶`*)╯♡でございましたあ~💕

お昼には、庭園の北端にある小さな池に面した「滴水軒」という書院で「たん熊」さんのお弁当を頂きました!
美味しゅうございました~♪

奥にあるのが「滴水軒」です。

池の中を覗き込んでたら、鯉たちが餌を撒きにくれたと勘違いしたのでしょうか?!わらわらと集まって来ちゃいました(°_°)
ゴメンね~何にもないわ~(^^;;

奥に見えるのが、会場の「ろう風亭」
ハスの池の中には、大きな亀さんがゆっくり泳いでいて、京都の街の喧騒も聞こえない静かな空間で、久しぶりにホッコリゆったりさせてもらいました。

とはいえ、ここの庭園も一般公開されておりますよ。今は、桜も紅葉も無い時期で人は少なかったですけど(^^;;
四季折々に楽しめる庭園ですね。
雪の日などにまたぜひ訪れてみたいです。
☆☆☆
えり善さんのお着物ワールドをたっぷり楽しんだ後は、
大阪うめだ阪急へ。
先月の終わりから開催中の
うめだ阪急 祝祭広場 プレイキモノ2018 へ。
実は2度目です(^^;;
前半と後半で出店されてる方が替わったので、それとずっと出店されてた「ツバキ庵」さんの後半に出たというフェイクファー付きのニットケープが気になって(^^;;

こちらは、ツバキ庵さんオリジナルの水玉ヘコ帯。
前半には各色たくさんあったのに、この色目だけになってました!!! すごいなぁ~(*_*)

(ツバキ庵さんのFBからお写真拝借してます)
ほら♪コレ、素敵なケープでしょ?!
まぁ、ツバキ庵のマミさんが着てるから素敵なんだけど(^^;;

FB記事で皆さんが話題にされてたので気になって。お洋服でも、お着物でも楽しめるとっても良くデザインされたケープでした!
豪華な見た目に反してお値段もリーズナブル!
やっぱりなことに、全て売り切れで(°_°)追加生産待ちですって(^^;;
でも、予想された事ですが私が着ると、なんかの着ぐるみみたいで(^^;;残念ながら諦めました(TT)
ま、この目で確かめたから納得ですけど(TT)
☆☆☆
この日のコーデは、
気温28度というので、10月ですが(^^;;、当然のように単衣です。

朝から出かけてたので、帰ると8ちゃんが付きまとう~可愛い~けど、邪魔~(^^;;
塩沢お召の単衣に、夏の紋紗の長じゅばんに麻の下着という夏仕様でした!

合わせた帯は、柚木沙弥郎さんの紬地に型染めの「稲穂に雀」。
黄緑色の3分紐に、杉浦桂子さんの陶の帯留めを合わせてます。

お太鼓を見ると、「スズメ」の姿もわかりますかしら?!新米も出回り出して、今の時期にぴったりの柄でしょ?!
阪急のプレイキモノに来てはった若いお嬢さんに、「帯、可愛いですね~♪お写真撮らせてほしいです」と頼まれて柚木さんのこともお話ししたんですけど、後で調べて下さったかしら?!
もう90歳を越えてらっしゃいますが、お元気でご活躍中です~素晴らしい~(^o^)
柚木沙弥郎HPには、素敵な作品も、沢山紹介されております。
合わせてご覧下さいませ。
☆☆☆
えり善さんも、うめだ阪急もお着物好きな方々で、とても賑わっておりました。
なんだかとても嬉しい一日でした~💕
秋からお正月に向けて、キモノのベストシーズンですね。色々な場面でお着物を楽しんで下さる人が増えますように!

Appendix

kimono lesson すみれ庵

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プロフィール

すみれ庵

Author:すみれ庵
子供の時からキモノが大好き。
着る楽しみを、みなさんにお伝えできたらうれしいです♪
キモノから見える、あれこれも。

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